「Firefox 150」正式版リリース、スマートフォン版で「シェイクして要約」機能が拡大

ウェブブラウザ「Firefox 150」の正式版が公開されました。リンクを分割ビューで開いたり、複数のタブのURLをまとめてコピーしたり、リアルタイムのプライベート翻訳を専用ページで行ったりすることができるようになっています。また、スマートフォン版Firefoxでは「シェイクして要約」機能が更新されました。
Firefox 150.0, See All New Features, Updates and Fixes
What’s new in Firefox mobile: Less clutter, more control and a free built-in VPN
https://blog.mozilla.org/en/firefox/mobile-updates/
◆スマートフォン版の「シェイクして要約」機能が拡大
これまで、iOS版Firefoxには端末を振ることでAIに英語の記事を要約させる機能が実装されていました。
On Firefox for iOS, shake your phone for a TL;DR - YouTube
Firefox 150では、Android版Firefoxにも「シェイクして要約」機能が追加され、英語の記事を要約可能になりました。また、iOS版Firefoxでは英語の他にドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル後・イタリア語に対応するとのこと。

◆分割ビューのアップデート
Firefox 149で実装された分割ビューの機能が強化され、リンクの右クリックメニューに「分割ビューでリンクを開く」選択肢が追加されました。

また、タブのコンテキストメニューに「左右のタブを入れ替える」が追加され、タブの位置を素早く入れ替えることが可能になっています。

◆複数のタブをまとめて共有可能に
複数のタブを選択してから右クリックすると、「〜個のリンクをコピー」が出現します。URLをまとめて共有できるようになっています。

◆PDFエディタの強化
Firefoxに内蔵されているPDFエディタで、PDF内のページの並び替え・コピー・貼り付け・削除・エクスポートができるようになりました。

◆リアルタイムのプライベート翻訳ページが登場
プライベート翻訳ページを開くには、URLバーに「translate」と入力すると出現する翻訳マークのボタンをクリックすればOK。

もしくはURL欄に直接「about:translations」と入力してもプライバシーを守りつつ翻訳できるページを表示できます。なお、プライベート翻訳はデスクトップ版限定の機能となっています。

◆その他の更新
・Linux上でGTK絵文字ピッカーをサポート
・Microsoft Store経由でインストールされたFirefoxでウェブアプリをサポート
・新しいFirefoxプロファイル管理システムが全てのユーザーで利用可能に
・プロファイルをバックアップする機能がWindows版に追加
・Linux版に新たな「.rpm」パッケージが付属
・Firefox 149で追加された内蔵VPNがカナダでも利用可能に
◆開発者向けの更新
・擬似クラスの切り替えパネルに要素固有の新たなセクションを追加
・Document.caretPositionFromPoint()がshadowRootsオプションでシャドウルートが渡された場合のみシャドウDOM内の位置を返すように
・開発者ツールのネットワークモニターにMozillaのルートCAに登録されていない証明書の接続を表示するように
・areaNotify APIをサポート
・メディア要素の擬似クラス「:playing」「:paused」をサポート
・highlightsFromPoint()をサポート
・画像に対するlight-dark()をサポート
・color-mix()関数へ任意の数の色を入力可能に
・遅延読み込みされる画像のsizes属性でauto値をサポート
また、Firefox 150には複数のセキュリティバグフィックスが含まれています。
なお、次期メジャー版となる「Firefox 151」は現地時間の2026年5月19日(火)にリリース予定です。
