米Googleは4月14日(現地時間)、デスクトップ版Google Chromeに統合されたAIアシスタント「Gemini in Chrome」の新機能「Skills(スキル)」を発表し、同日から順次提供を開始した。ユーザーがよく使うAIプロンプトを保存し、簡単な操作で呼び出して実行できるようにする機能である。
Gemini in Chromeを利用することで、ユーザーはChrome内で直接、閲覧中のWebページについて質問したり、要約の生成を依頼するなど、日々の情報収集やリサーチを効率化できる。しかし、同じプロンプトでの作業を繰り返す場合や、別のページでも同様の処理を行いたい場合に、毎回同じプロンプトを手入力する必要があった。Skillsは、こうした手間を軽減する機能である。
スキルはクラウドを通じて同期され、同一のGoogleアカウントにサインインしているデスクトップ版Chrome間で利用できる。安全面では、SkillsはGemini in Chromeに適用されている既存の保護機能の下で動作する。たとえば、Googleカレンダーへの予定の追加やメールの送信といったアクションを実行する前にユーザーに確認を求めるなど、意図しない操作を防ぐ設計となっている。
Skillsは、Gemini in Chrome向けの新機能として、14日より、Chromeの表示言語を「English-US」に設定しているユーザーに順次展開される。なお、Gemini in Chromeは現在、日本語を含む50以上の言語に対応しているものの、利用可能な地域は米国、カナダ、インド、ニュージーランドに限られている。