不要な工事持ちかけ…代金だまし取ろうとした疑いなどで男4人を逮捕 “同名”事業者に被害者が訴え
「今すぐ工事しないと火事になります」などとウソを言って、不要な工事を持ちかける手口で代金をだまし取ろうとした疑いなどで、男4人が逮捕されました。
■「今すぐ工事しないと火事に」その手口

「プロが即日解決! マッハ電気修理は、事前見積もりで追加費用は一切なしの明朗会計です!」
「基本料金に材料費と作業料金を1円でも安く」
ホームページのこうしたうたい文句を、多くの人が信じてしまったのでしょうか。修理を依頼したという女性に話を聞きました。
女性
「これ自体を変えたみたい『高いじゃないですか』『なんで30何万円もかかるの』」
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逮捕されたのは、主犯格の松本健人容疑者、室谷康太容疑者、藤田翔大容疑者、野田柊介容疑者の4人です。
警視庁によりますと、去年、室内照明にトラブルがあった20代の男性に不要な工事を持ちかけて、代金をだまし取ろうとした疑いなどが持たれています。
松本健人容疑者(31)
「ブレーカーの故障です。今すぐ工事しないと火事になります」
「マッハ電気修理」の名で、集客していたとみられる4人。被害は去年3月から6月、関東1都6県で246件に及び、20代から60代の幅広い世代が狙われ、被害額はおよそ4700万円に上るとみられています。
■“同名”の事業者に被害者が…

その手口は、「停電」などの検索結果で上位に広告を表示させ、人を誘い込んでいたとみられます。依頼現場では、「勝(まさる)電設」と名乗っていたといいます。
「勝電設」という名前の会社は、神奈川県茅ヶ崎市にあるようで、連絡して話を聞いてみました。
勝(かつ)電設 勝裕一専務取締役
「詐欺グループが使っている名前が勝(まさる)電設。漢字は同じでうちの会社は勝(かつ)電設」
電気工事などを請け負う勝(かつ)電設は、詐欺グループとは無関係だといいます。
勝(かつ)電設 勝裕一専務取締役
「連絡が来て『ぼったくり』とか『詐欺まがいのことをやっているんでしょう』と言いがかり」
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被害にあったという人から、勝(まさる)電設の契約書が送られてきたこともあったといいます。契約書には「25万3000円」と書かれており、会社名の欄には「勝(まさる)電設」。その下には、松本健人容疑者の名前が書いてあります。
作業責任者の欄には、藤田翔大容疑者の名前が書いてありました。
勝(かつ)電設 勝裕一専務取締役
「『現金を払わないと帰らない』と被害者の方は言っていました。帰らないので、泣く泣く怖いので払って帰ってもらうみたいな」
警視庁は松本容疑者らの認否を明らかにしていません。
不審に思った時は消費生活センターなどに相談することが大切です。