「引っ越し費用をケチって後悔…」失敗談とやってよかったこと。“ちりつも”でも節約になる
ここ数年で4回の引っ越しを経験したという、整理収納アドバイザーの松尾千尋さん(40歳)。今は夫婦2人で築40年の団地ですっきり快適に暮らしていますが、失敗も成功もあったそう。その経験から、引っ越しで「やってよかったこと」と「失敗したこと」を伺いました。

やってよかった:引っ越し前の捨て活で、暮らしも費用もスッキリ

「引っ越し前の捨て活」はいいことしかありません。使っていないものや、なんとなくしっくりきていない家具などは、このタイミングで手放します。
大きなものだけでなく細かいものも処分しておくと、“ちりつも”で引っ越し費用が抑えられることもあります。収納とものの量を見直してスッキリ暮らすきっかけにも。
「とりあえず持っていこう」と思って運んだものは、新しい家でも結局使わないことが多いものです。心機一転、部屋をイメチェンする気持ちで思いきると、新生活の気分も上がりますよ。
手放すか迷うものは、箱にひとまとめにしておくと便利。最悪、引っ越し先まで持ち越すことになっても処分がスムーズです。
やってよかった:退去前・入居時の掃除を念入りに

退去時は、「来たときよりも美しく」を意識して掃除をしています。
キッチンの油汚れや、洗面所の水アカは徹底的に落とし、床や壁のホコリや汚れなどもキレイにします。
そのおかげかはわかりませんが、退去時の立ち会いチェックは毎回とてもスムーズ。修繕費やクリーニング費用を請求されたこともありません。
逆に、入居時に「新築ならきれいなはず」と思い込んでいたことは失敗でした。
以前、新築マンションに入居したとき、部屋に入ると、床や壁、天井に施工時の木くずやホコリが残っていました。引っ越し業者が来て家具の搬入を始める前にあわてて掃除をしなくてはならず、大変な思いをしました。
新築だとしても、事前に新居へ掃除に行くのがおすすめです。
大失敗:引っ越し費用をケチった結果…
以前、料金の安さだけで引っ越し業者とプランを選んだところ、「積みきりプラン」というトラックに積める分のみ運んでもらう契約で、荷物が積みきれなかったことがありました。事前の見積もりでは「全部運べると思います」と言われていたので、引っ越し当日にたくさんの荷物が残ってしまい大パニック。
急遽レンタカーで大型車を借りて、自分で荷物を運ぶことに。運よくすぐにクルマを手配できたからよかったのですが、冷や汗ものでした。
そこから、しっかりと荷物の分量で見積もりを取り、「全積み」で契約するのが無難だなと感じました。
また、引っ越し業者の比較サイトに登録したときに、複数の業者から一斉に電話がかかってきて驚いたことがあるので、登録の際は注意が必要ですね。
引っ越し費用を抑えるなら捨て活と掃除!

引っ越しを何度も経験して感じるのは、費用を抑えるいちばんの近道は「荷物を減らすこと」と「部屋をきれいに使うこと」。
引っ越しは大変なイベントですが、暮らしを見直すよい機会。気持ちよい新生活スタートのため、できることから始めましょう。
