あの時、本気でこれを着けて外を歩く未来を想像した。空気清浄機ヘッドセット
この記事は「ギズモード・タイムマシン」──すこし前の今日って、何があったんだろう?未来から観察してみたら、懐かしさだけでなく、意外な発見だってあるかもしれません。
2023年3月、「迷走じゃないよ。ダイソン初のノイキャン空気清浄ヘッドホン『Dyson Zone』」を掲載しました。
当時はコロナ禍。近未来なビジュアルの製品が登場したことで「本当に人類がこれをつけて外を歩き回ることもありえるんじゃなかろうか…?」と想像していました。
製品自体は販売終了となりましたが、この豪快な“寄り道”こそが、Dysonが現在展開している本格的なオーディオ(ヘッドホン製品)への重要な布石となりました。
技術への飽くなき探究心と熱量を象徴する、記憶に深く刻まれた一台です。
今日の記事:迷走じゃないよ。ダイソン初のノイキャン空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone」
掲載日:2022年3月20日
著者:西谷茂リチャード
(以下、元記事を再編集のうえ掲載します)
ノイキャンは音響清浄機と呼べるのかもしれない。
吸引力の変わらない掃除機でお馴染みのダイソンから、初のウェアラブルデバイスが発表されました。製品カテゴリとしてもおそらく世界的な初となる「ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン」です。
その名もダイソン・ゾーン(Dyson Zone)。
ノイキャンヘッドホンとして雑音をカットしながら、両耳のカップで空気を清浄して鼻口に送りつけてくれるデバイスとなっています。キレイな空気のゾーンを作るから「ゾーン」なのでしょう。使ってみないと効果の程はわかりませんが、花粉対策にめっちゃ効きそうな印象を受けますね。
あと気になると思うので先に書いておきますと、これ単体ではマスクの代わりにはならないそうです(外行きの空気がフィルターを通らないためと思われます)。マスク着用が必要な場では、セットでついてくるフィルターとフェイスカバーの使用するのが良さそうです
Zoneの日本に向けた販売の有無、時期、価格はいまのところ不明。しかし肝入りの製品であることは間違いありません。
あのダイソンが6年の開発と500以上の試作品を経て世に出すのですから、これは期待してしまう。
ダイソンは正気?
とはいえ正直なところ、ダイソン初ウェアラブルが聞いたこともない新カテゴリだと知ったとき、ちょっと迷走しているんじゃないかと疑いました。もしかしてSFインスパイアの早めのエイプリルフール……?なんて。
しかしよく考えてみたら、疑うべきはむしろ世界だったのかもしれません。
ゴミはゴミ箱に捨てて、その収集と処理にお金(税金)を払う。いまとなっては当たり前の社会ルールですが、中世ヨーロッパの一部では糞も含めて道に捨てていた時期があったそうです。ただでさえ未舗装でぬかるんでいたのに、ゴミまで加わって足元の汚れは不衛生極まりないことに……。
そこで当時の人々は、靴の上から履くパッテンを重宝したと言われています。厚底のパッテンを装着して、道の汚れから遠ざけるといった使い方です(諸説あり)。
本日のテックな答え合わせ
予言的中度:★★
ロストテクノロジー度:★★★★
再評価度:★★★

