流通経済大サッカー部が違法薬物で無期限活動停止 近年、大学運動部で違法薬物事件続く
3日、流通経済大学サッカー部の複数の部員が、寮で違法薬物を使用した疑いで家宅捜索を受けていたことが判明。大学は同日公式サイトに謝罪文を掲載し、緊急記者会見も行った。
千葉県内で開かれた会見では、片山直登学長が、サッカー部に所属する学生5人が違法薬物を使用した疑いがあることなどを説明。「関係者の皆さまに対し、心より深くおわび申し上げます」と謝罪した。
また、公式サイトには事件の経緯を掲載した。2月24日に学生が違法薬物を使用している疑いがある旨の通報があり、複数の学生に対して簡易検査を行った結果、1人から陽性反応。さらに調査を進め、違法薬物の使用を認めた5人について、茨城県警に相談したことなどを明かした。事件を受け、サッカー部の活動を停止していることも発表。
今後の対応については、「保有する全ての情報を茨城県警に提供するなどして捜査に全面的に協力してまいります」「本事案の徹底検証に基づく再発防止策を速やかに策定の上、実行し、信頼の回復に全力で取り組んでまいります」などとしている。サッカー部は総理大臣杯など5度の日本一に輝く強豪として知られている。
近年、大学の運動部による違法薬物事件が相次いでいる。2025年6月、国士舘大学柔道部に所属する学生6人に大麻を使用した疑いがあることが発覚。捜査の結果、同年8月に2人が麻薬取締法違反で逮捕された。
天理大学では2025年6月、ラグビー部の寮で大麻を使用したとして、学生2人が麻薬取締法違反で逮捕された。同部は全国大会で優勝経験がある強豪として知られていたが、大学側は当面の活動自粛を発表した。また、公式サイトでは、すべてのラグビー部員を対象に、顧問弁護士によるコンプライアンス研修会を実施したことを報告。
同年9月には、専修大学アイスホッケー部に所属する学生3人が、大麻を使用したとして書類送検。大学は、無期限の活動停止を発表した。また、公式サイトで謝罪したうえで、「危険薬物に対する注意喚起を徹底し、全学をあげて再発防止に努めてまいります」とした。
流通経済大学では、4日にもラグビー部の男子学生が不同意性交の疑いで逮捕されたことが判明。相次ぐ不祥事に、大学はどのような対応をしていくのか。今後の動きに注目が集まっている。
