「日高屋・王将」の“ちょい飲み需要”に黄信号?ドラッグストアが「総菜」で外食チェーンを飲み込む未来
DFA Roboticsの「配膳ロボットに関する消費者の意識調査」では、シニア世代の44.6%が「人からサービスを受けたい」と回答しており、全体の平均を大きく上回りました。消費税ゼロが導入されると、収入の限られたシニア世代が店から離反する可能性があります。
◆王将は客数が減少するも、客単価は上昇
「餃子の王将」を運営する王将フードサービスも、業績は堅調ながら客数は鈍化の兆しが見えてきました。2025年の既存店客数は前年同期比0.3%の減少となり、客単価の上昇で売上増を実現している状態です。
テイクアウトは軽減税率が適用されるため、食料品消費税ゼロの範囲内に含まれる可能性もあります。それにより需要が回復する余地はあるものの、店内需要が宅飲みに流れる影響をカバーできるかは未知数です。安く済ませたいと感じる顧客が離れる懸念は、依然として拭えません。
<TEXT/不破聡>
【不破聡】
フリーライター。大企業から中小企業まで幅広く経営支援を行った経験を活かし、経済や金融に関連する記事を執筆中。得意領域は外食、ホテル、映画・ゲームなどエンターテインメント業界
