脳と機械をつなぐブレイン・コンピューター・インターフェイス(BCI)デバイスの開発を行うスタートアップ「Neuralink」が、BCIデバイスの大量生産を開始することが分かりました。

Neuralink Sets Sights on Mass-Producing Brain Chips in 2026, Eyes Automated Implant Surgeries

https://www.thehansindia.com/tech/neuralink-sets-sights-on-mass-producing-brain-chips-in-2026-eyes-automated-implant-surgeries-1035441

Elon Musk announces Neuralink breakthrough, calling it 'big deal'; says: I am confident that ... - The Times of India

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NeuralinkのBCIは合計64本の極細の糸(スレッド)に合計1024個の電極が取り付けられたもので、これを脳に埋め込みます。BCIの電極が脳のニューロンの活動を読み取ってコンピューターに橋渡しします。



Neuralinkはアメリカで初のヒト臨床試験に成功していて、四肢が動かない患者が考えるだけでゲームをプレイする映像などがこれまでに公開されています。

イーロン・マスクのNeuralinkのブレイン・マシン・インターフェースを初めて脳に移植した患者がゲームする様子を実況中継 - GIGAZINE



2025年にはイギリスでの臨床試験が始まりました。

イーロン・マスクの脳インプラント企業・Neuralinkがイギリスに進出して人間への臨床試験を開始 - GIGAZINE



2026年1月1日、Neuralinkの共同設立者であるイーロン・マスク氏が「NeuralinkはBCIデバイスの大量生産を開始し、2026年に合理化されほぼ完全に自動化された外科手術に移行する予定です」と投稿したことから、Neuralinkが限定的な臨床試験から量産への移行を計画していることが分かりました。





マスク氏はまた「Neuralinkは大脳皮質から首や脊椎の神経が損傷した箇所を越えて通信を橋渡しするのに役立ちます。物理学的観点から言えば、全身の機能を物理的に回復させることが可能です」と将来の展望を語っています。





Neuralinkは2025年6月の資金調達で6億5000万ドル(約100億円)を調達しており、9月には12人の患者にBCIデバイスを埋め込んだことを明らかにしていました。

また、両目の視神経を失った人に視力を取り戻させることを目指して開発されている「Blindsight」は、2024年9月に食品医薬品局から「画期的デバイス」の指定を受けました。Neuralinkはこのデバイスも2026年内に量産を開始する予定です。

イーロン・マスクのNeuralinkが視神経を失った人でも視力を取り戻すことができるインプラント「Blindsight」でFDAから「画期的デバイス」認定を取得 - GIGAZINE