OpenAIが社内緊急通達、全社員ChatGPT最優先で動け
全社員に告ぐ、ChatGPTにすべての戦力を集結させよ! うちの主役プロダクトであるChatGPTが最優先、それ以外はぜーんぶ後回しだ!
OpenAI社内でそんなお達しが出たと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じています。
OpenAIといえば、ここ数ヶ月ちょっと訴訟でゴタついていました。ChatGPTとの会話がメンタルヘルスに悪影響を及ぼした、自殺を助長したという声があがり、世間から非難の的になっていました。これを、OpenAI役員たちは改善宣言で対応。キャラ付けに必要と思われた個性的な話し方や言葉選びを見直し、ペアレントコントロールや未成年向けの年齢予測システムなどの導入を進めています。
一方で、ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、安全なだけではチャットボットのエンゲージメントはあがらないとし、AIレースがひっ迫する中、年内にユーザー数5%増を目指せという社内通達が10月に出ていたといいます。そのためには、チャットボットの制限を若干ゆるめ、成人向けには個性としてエロもOKな方針へ…。
ユーザーにとっていいことだらけ
今回の新たな社内通達リークから、保護者向けツールを充実させた上で、成人にはよりパーソナルなちょいエロが解禁され、リプライのスピードも速く、答えられる質問の幅も広く、その答えもより正確になる。少なくとも、さらに力を入れてそこを目指すと思われます。このリーク報道を後押しするように、ChatGPTトップのNick Turley氏も、自身のXに「より直感的でパーソナルに感じる」チャットボット開発に注力すると投稿しています。これだけ聞くとAIユーザーにとってはいいことだらけですね。
新モデルも登場かも
また、噂では早ければ来週にも新たなモデルを発表予定だというOpenAI。アルトマン氏いわく、Google(グーグル)の最新モデルGemini 3をも凌ぐ性能を持つ推論AIモデルだといいます。Gemini 3はあらゆる点でChatGPTの上をいくと絶賛されていますが、さて。
新たなモデルによるベターなChatGPTのため、全社あげてのフルコミット…。ヘルス系・お買い物系のAIエージェントや、はままた広告導入など、噂される数多くのOpenAIプロジェクトはどれも後ろ倒しになりそうな気配です。すべてを後回しにして出来上がるChatGPTは、どこまで「改良」されるのでしょう。

