欧州予選の全日程が終了! 12組の首位通過国&プレーオフ進出国が決定…強豪が続々とW杯へ

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 FIFAワールドカップ26欧州予選の最終節が終了し、各グループの順位が確定した。

 ワールドカップ本大会の出場国数が「48」に増加するため、ヨーロッパの出場枠も「13」から「16」に増加。今回の欧州予選は、欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟する54チームが4チーム所属の6グループ、5チーム所属の6グループ(計12グループ)に分けられ、ホーム&アウェイ方式にて実施された。各グループの首位12チームが本大会への出場権を獲得し、各グループ2位の12チームとUEFAネーションズリーグ(UNL)の上位4カ国が残りの出場「4」枠をかけたプレーオフに進出する。

 グループAではドイツ代表がスロバキア代表と勝ち点「12」同士の直接対決に臨み、6−0で勝利。ホームで大勝を収め、19大会連続21回目のW杯出場を決めた。敗れたスロバキア代表は欧州予選を2位で終え、4大会ぶりの本大会出場を目指してプレーオフを戦う。グループBでもコソボ代表とスイス代表の“首位攻防戦”が実現。試合は1−1のドローでタイムアップを迎えたものの、スイス代表が6大会連続13回目のW杯出場を掴み取った。史上初の本大会行きを目指すコソボ代表は、2位でプレーオフに挑む。

 グループCは劇的な結末に。ストレートでのW杯出場には勝利が必須となっていた2位スコットランド代表が、後半アディショナルタイムの2発で首位デンマーク代表を撃破。4−2で直接対決を制し、順位が入れ替わる形で7大会ぶり通算9回目の本大会出場を確定させた。グループDではフランス代表が圧巻の強さを披露。1試合を残してW杯出場を確定させていた“レ・ブルー”がアゼルバイジャン代表戦でも勝利し、無敗のまま欧州予選をフィニッシュした。また、アイスランド代表を2−0で破ったウクライナ代表は、順位を逆転させてプレーオフに駒を進めている。

 グループEではスペイン代表が首位の座を確保。無敗のまま最終節を迎えた“無敵艦隊”は2位トルコ代表との一戦を2−2のドローで終え、13大会連続17回目のW杯出場を決めた。一方のトルコ代表は、4勝1分1敗の好成績を残しながらプレーオフに回ることになった。グループFは、クリスティアーノ・ロナウドを出場停止で欠くポルトガル代表がアルメニア代表を9−1で粉砕。7大会連続9回目となるW杯の切符を手に入れた。なお、アイルランド代表はハンガリー代表との直接対決に勝利し、2位フィニッシュで本大会への望みを繋いでいる。

 グループGはオランダの首位通過が決定。リトアニア代表を4−0の完勝で下し、欧州予選を無敗で終えた。2位のポーランド代表は3−2でマルタ代表に競り勝ったものの、2大会連続でプレーオフへと挑むことになった。グループHではオーストリア代表とボスニア・ヘルツェゴビナ代表が首位の座をかけて激突。試合は1−1で終了し、首位を守り切ったオーストリア代表が7大会ぶり通算8回目のW杯出場を決めた。

 グループIではノルウェー代表が敵地でイタリア代表と対戦。前半に先制を許したが、後半に4ゴールを奪って逆転に成功し、7大会ぶり通算4度目のW杯出場が決定した。イタリアはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の就任を機に復調を果たしたものの、再びノルウェーに屈してプレーオフへと回っている。グループJはベルギー代表が無敗でW杯出場権をゲット。最終節のリヒテンシュタイン代表戦では7−0の大勝を飾った。その裏ではプレーオフ進出をかけた一戦が開催され、ウェールズ代表が北マケドニア代表との一騎打ちに勝利し、本大会出場への可能性を残した。

 グループKではイングランド代表が圧倒的なパフォーマンスで他国を支配。2試合を残しながらヨーロッパ最速でW杯の切符を確保し、最終節でもアルバニア代表に2−0で勝利した。グループKを独走で駆け抜けた“スリー・ライオンズ”は、ワールドカップ予選全試合を無失点かつ全勝で終えた欧州史上初のチームとなった。アルバニア代表は2位でプレーオフに進む。グループLからはクロアチア代表が4大会連続の本大会へ。最終節でも2点のビハインドから逆転勝利を記録し、予選無敗でW杯に弾みをつけた。2位はチェコ代表となっている。