この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

「JAL123便はなぜ生還できなかったのか - コックピットで起きていた真相を明らかにする」と題し、元日本航空機長の杉江弘氏が、自身のYouTubeチャンネルで日航123便墜落事故の真相について総括的な解説を行った。杉江氏は、事故の原因や現場で起きていたこと、さらには組織的な背景まで、これまであまり語られてこなかった視点を交えながら丁寧に解説している。

冒頭で杉江氏は「今回は、これまで話してこなかった内容も含めて、123便事故の真相と再発防止について私なりにまとめます。場合によっては最後になるかもしれない大事な配信です」と視聴者にメッセージ。まず、事故原因について詳細に説明し、「フライトレコーダーの記録から垂直尾翼に外部からの圧力があった痕跡はなく、急減圧が発生した証拠は極めて明白」と強調。乗員組合(日乗連)が「急減圧はなかった」と主張していることには「およそプロのパイロットなら考えづらい、幼稚で稚拙な論法」として疑問を呈した。

さらに、杉江氏は「日乗連のこうした見解が陰謀論や根拠のない議論の温床になってきたのは非常に残念」とし、その背景には昭和30年代以来続くJALと組合の対立構造や政府・財界の圧力があることを明かした。その上で「事故調査報告書を認めたくない思惑から、急減圧否定や機体欠陥説など非科学的な主張が拡散されてしまった」と分析する。

コックピット内での意思疎通の欠如や組織的問題についても踏み込んだ。「副操縦士が機長昇格訓練中でパワハラを受けていたため、緊急時に自分の意見を言えなかった。その結果『コックピット3人が状況判断や生還策について議論ができなかった』ことが墜落の主要因になった」とこれまで明かされなかった視点を提示。「コックピットのトータルパフォーマンスが著しく低かった」と指摘した。

一方で「全油圧喪失というマニュアル想定外の事態で、乗務員に同情の念も抱かざるを得ない。しかし再発防止の観点こそ最重要」と訴える。「今も世界中で同型機が飛んでいるが、パイロットの意見交換や訓練が不十分。緊急事態に備えた議論と備えが不可欠」と警鐘を鳴らした。

配信の最後には「これまで毎週金曜20時の定例配信を30本続けてきましたが、教育・再発防止への思いを込めて一区切りとさせていただきます。今後は事故や重大トピックスがあれば随時解説動画を配信していく」と述べ、「これまで視聴いただいた皆さまへの感謝と、今後も航空安全に真摯に向き合う決意」を語り動画を締めくくった。

チャンネル情報

杉江弘の航空チャンネル、2025年4月18日よりスタートしました。元JALパイロットで長年機長を務めていた杉江弘が、航空評論家、ノンフィクション作家として世界の航空事情や航空機事故さらには企業ガバナンスなどを「独自の視点で解説」 新たな価値を創出し続ける持続可能なチャンネルを目指します。