ANA NEO(株)(TDBコード:065057671、資本金8735万円、東京都港区新橋1-1-13、代表清算人冨田光欧氏)は、8月25日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。

 当社は、2020年(令和2年)8月に設立された。ANAホールディングス(株)および各種ゲームの企画・開発を手掛けるJP GAMES (株)、越境ECに強みを持つCX(株)の3社の出資によって設立された合弁会社で、バーチャルトラベルプラットフォームアプリ「ANA GranWhale」を運営していた。

 「ANA GranWhale」は、2023年12月にローンチされた世界各地の旅先をVR技術によって再現したメタバースの旅行サービス。V-TRIP(旅のテーマパーク空間)とSkyモール(ショッピング空間)の2つのサービスで構成され、V-TRIPにおいては、メタバース空間での旅行を体験でき、Skyモールは実際の商業施設のように各ショップを歩いて見て回ることができるバーチャルのショッピングモールとして、実際のショッピングが可能となっていた。

 しかし、当社は2025年1月16日に、これ以上の事業継続が困難と判断し、2月28日をもって「ANA GranWhale」などのサービスを終了することを公表し、その後、株主総会の決議により5月31日に解散していた。

 負債は2025年3月期末時点で、約39億8000万円。