「嘘やん」「こんなん過去にあった?」阪神新助っ人右腕が来日初登板→先頭から3連続四球→無失点デビュー→佐藤輝明逆転3ラン→初白星ゲット

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逆転3ランでハートウィグの来日初登板初勝利を呼び込んだ佐藤輝明(C)Getty Images

 セ・リーグ首位を独走する阪神は、8月5日の中日戦(バンテリン)に6-2の逆転勝利。2点を追う8回に4番・佐藤輝明が28号3ランを放った。苦しい展開をひっくり返し、両リーグ最速で60勝に到達。優勝マジックを「33」とした。

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 主砲の豪快弾によって、新助っ人右腕のもとに、来日初登板初白星が転がり込んだ。この日に1軍登録されたばかりのグラント・ハートウィグだ。

 0-2の7回から、さっそく1軍初登板が巡ってきた。ところが、初めてのバンテリンドームのマウンドに戸惑ったのか、制球がまったく定まらず、いきなり連続四球。ベンチから安藤優也投手コーチが飛び出し、落ち着かせようとしたが、3人目のマイケル・チェイビスにも四球。無死満塁の大ピンチを背負い、虎党の不安と焦りを誘った。

 ただ、ここで踏ん張った。山本泰寛を外角のスライダーで空振り三振。続く石伊雄太は150キロのツーシームで詰まらせ、三ゴロ併殺打に斬って取った。冷や冷やの無失点デビュー。力強いガッツポーズを繰り出した直後の攻撃で、佐藤の逆転ホームランが生まれた。

 まさに“棚ぼたの1勝”。ジェットコースターのような急展開に、阪神ファンも冷静ではいられない。X上では「嘘やん」「初登板で三者連続四球だして初勝利って、こんなん過去にあった?」「ハートウィグ勝利投手なんかーい」「流れを寄せるためにあえてピンチ創って凌ぐの面白すぎる」と驚きと戸惑いの声が上がっていた。

 “ハートウィグ劇場”以降は、及川雅貴、ラファエル・ドリス、石井大智が0封リレー。リーグで唯一、負け越している中日との対戦成績を6勝7敗とした。9連戦を白星スタート。猛虎の独走ロードに、新たな物語が加わった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]