FC東京戦で貴重なゴールを挙げた乾。写真:金子拓也(サッカーダイジェスト写真部)

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 2025年4月29日に味の素スタジアムで開催されたJ1リーグ第13節、FC東京が清水エスパルスと対戦。両チームともアグレッシブなスタンスで戦った試合は、立ち上がりからオープンな展開になった。 3-4-2-1システムでスタートさせたFC東京が仲川輝人やマルセロ・ヒアンらの個人技で局面を打開しようとすれば、4-2-3-1システムで戦う清水は乾貴士やカピシャーバなどの展開力を生かして速攻を仕掛ける。攻守の入れ替わりが激しいゲームで、一瞬の隙がピンチに繋がる緊迫感も漂っていた。 FC東京はM・ヒアンや高宇洋、清水は北川航也が決定機を掴むなどスリリングさもあった試合が動いたのは、前半終了間際だ。43分に乾が倒されて得たPKを、アディショナルタイム(45+1分)に北川が冷静に沈めて、清水が先制したのである。 清水の1点リードで迎えた後半、ホームで負けられないFC東京が攻勢をかけるも、なかなかリズムを掴めない。相手の粘り強い守備に手を焼いている印象で、むしろカウンターを食らってピンチになるシーンのほうが目に付いた。【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!


 それでも徐々にボールを握り始めたFC東京は64分にビッグチャンスを迎える。しかし、右サイドからのクロスをM・ヒアンがエリア内でヘッドは上手くヒットせず、ボールは枠外へ流れた。 ドリブラーの俵積田晃太やアタッカーの佐藤恵允を投入しても大きな変化が見られなかったFC東京を横目に、79分、清水が貴重な2点目を決める。ドリブルで持ち上がった乾が股抜きフェイントから右足シュートでゴールネットを揺らしたのだ。 北川と乾のゴールを結果的に守り抜いた清水が2-0と勝利し、J1リーグで4年ぶりの3連勝。他会場の試合が進行する中、暫定4位に浮上した。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)