障害専門ルーキー・小牧加矢太騎手(撮影:高橋正和、撮影日は3月19日)

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 24日の福島4R・4歳以上障害未勝利でヴァーダイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が1着となり、鞍上の小牧加矢太騎手はJRA初勝利を達成した。

【小牧加矢太騎手のコメント】
「自厩舎で勝てたことも嬉しいですし、音無先生にはいつもお世話になっているので、勝利をプレゼント出来たというより、良い馬に乗せていただき勝利をプレゼントしていただいた気持ちで、非常に感謝しております。また、馬主関係者の皆様も、僕のような新人を馬に乗せることは勇気がいることだと思います。ありがたい気持ちでいっぱいです。

 先ほどのガッツポーズは自分が嬉しいというよりも、先週残念な形となってしまったブルベアペスカ(※)に対するありがとうという気持ちで、鞭を上に振り上げました。今後も1戦1戦、1頭1頭を大切に、人馬ともに怪我無くゴール板を駆け抜けることが出来るよう頑張っていきたいです」(JRAのホームページより)

 小牧加矢太騎手は1996年12月24日生まれの25歳。兵庫県出身。父は小牧太騎手。2020年全日本障害飛越選手権優勝の実績を持つ元馬術選手。平地の免許は取得せず、障害専門のジョッキーとして活動。3月にデビューし、7戦目での初勝利となった。

※ブルベアペスカは、17日の福島4Rで小牧加矢太騎手が騎乗。障害飛越着地時につまずき、骨折により予後不良となった。