【海外発!Breaking News】ふれあい動物園のラクダが脱走し大暴れ 捕まえようとした男性2人が死亡(米)
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米テネシー州オビオン郡保安官事務所で保安官を務めるカール・ジャクソンさん(Karl Jackson)が今月12日、Facebookで今回の事故の詳細を公表した。今月10日の午後4時44分、同郡オビオンにあるふれあい動物園「Shirley Farms」から同保安官事務所に「逃げ出したラクダが人を襲っている」という旨の通報が入り事故が発覚した。
なんとかラクダを落ち着かせようとしたが、一向に冷静さを取り戻す様子を見せなかった。保安官らは周囲の安全を確保するため、最終的にラクダを安楽死させる手段を取り事態を収拾させた。ラクダの攻撃を受け意識不明の状態だったボビー・マセニーさん(Bobby Matheny、42)とトミー・ガンさん(Tommy Gunn、67)は、残念ながら現場にて死亡が確認された。
事故についての調査は今も続いているが、どうやってラクダが逃げ出したのかは明らかになっていない。被害者の家族の話によると、ボビーさんとトミーさんは脱走して暴れ始めたラクダを捕まえるのを手伝っていたが、ラクダは2人を追い詰めると踏みつけて命を奪ったという。
ラクダの専門家によると成長した個体の蹴る力は凄まじく、人間の腕や脚だけではなく首を押し潰すことができるほどという。専門家は「ほとんどの動物は後ろにしか蹴ることができませんがラクダは前に蹴ることもでき、ひざまずいて相手を押し潰すこともできるのです」とその恐ろしさを明かした。
普段は温厚な見た目のラクダが起こした衝撃の事故がニュースになると、「被害者もラクダも可哀そうだ」「被害者にお悔やみ申し上げます」などといったコメントや、「だから動物たちをお金稼ぎの目的で飼うべきではないんだ」「閉じ込めるようにして飼育しているから、きっとストレスが溜まっていたんだよ」など動物の飼育について反対する声も見受けられた。事故が発生したテネシー州ではラクダの飼育に許可を取る必要はないとされているが、今回の事故でこうしたルールに非難の声があがる可能性もある。
ちなみに動物園で飼育されていた動物たちが脱走したケースは過去にも発生しており、ドイツでは洪水の影響でライオンやトラなどの猛獣がフェンス外へと脱走してしまい、園外に逃げ出してしまったクマは射殺されたという。
画像は『New York Post 2022年3月12日付「Two men killed by camel that escaped from Tennessee petting zoo」(The Pumpkin Barn, LLC/Facebook)(Bobby Matheny/Facebook)(Johnson Williams Funeral Home)』『WBBJ-TV 2022年3月11日付「Camel kills two men at Obion County petting zoo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
