この20年、日本の平均収入が増えないどころか減ってしまったのはなぜか=中国メディア
記事は、日本の国税庁による調査データで、1999年の日本の平均年収が461万円だったのに対し、20年後の2019年における平均収入が436万円と25万円少なくなっていると紹介。「この状況は世界的に見ても珍しい」とし、中国の北京市ではこの20年間で平均年収が8倍近くになっており、ほかの地域も北京市ほどではないものの、20年で平均年収が下がる現象は起きていないと伝えた。
2点めでは、製造業の競争力減退を挙げた。日本のいわゆる「失われた20年」は、中国をはじめとする新興国が急速に成長してきた20年であり、製造業の分野では新興国の追い上げによってかつて日本が持っていた優位性が徐々に失われ、激しい競争に晒されることになったために、従業員の給料もおのずと伸び悩む結果になっているとした。
そして3点めには、日本人の性格的な部分に言及。日本では「従順」や「忍耐」が一種の教養とされ、給料が上がらないからといって騒ぎ立てれば「他人から無教養な人間だとみなされることになる」と説明したうえで、従業員がストライキやデモを起こして給料増を強く主張するケースが少ないことも、収入が頭打ち状態になっている要因の一つであると論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
