[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年8月18日放送の「なぞの細道」のコーナーで、風鈴についての話題が出ていました。

夏になると涼を求めて飾りたくなる風鈴。しかし、どうして風鈴の音を聞くと涼しく感じるのでしょうか?


チリンチリンと涼しい風鈴(画像はイメージ)

風鈴で涼しいのは日本人だけ?

最近ではクーラーが主流になって、夏に窓を開けることは少なくなってきました。

しかし昔は、夏になると風鈴を飾り風を音に変えて風情を楽しみましたよね。

金沢市内のお寺の住職に番組が聞いた話では、もともと風鈴の元となったのは、風鐸と言われる銅製の鐘型の鈴でした。

お寺の軒に吊るして、災い除けの道具として使われていたそうです。

強い風が疫病や災いを運んでくると考えられており、特に気温や湿度の高い夏は病が広まりやすい季節でした。

それを風鐸の音を鳴らすことで払っていたのです。

ところで、なぜ風鈴の音を聞くと涼しく感じるのでしょうか?

金沢医科大学の音楽療法に詳しい教授の話では、耳が涼しさをキャッチするわけではなく、条件反射として涼しく感じるのだということでした。

ベルを鳴らしてからエサを与えることを続けていたら、ベルを鳴らしただけでよだれを出すようになった「パブロフの犬」の実験のように、何度も風鈴の音を聞いていると段々と涼しく感じるというのです。

事実、調査結果では、年齢が上がるにつれて、風鈴の音を涼しく感じる人の割合が高くなっていました。また、風鈴の習慣がない外国人は風鈴の音を涼しく感じていませんでした。

あの音色を涼しく感じる感性は、日本人独特のものなんですね。

(ライター:りえ160)