【美容師が解説】白髪をおしゃれに染める“白髪ぼかし”とは?白髪染めとの違い
オズモール編集部厳選のヘアサロンで働く“その道のプロ”が、髪の悩みやヘアケアに関する質問にお答え。今回は「えがお美容室」の現役美容師・石川さんに、白髪をおしゃれに染める“白髪ぼかし”について、白髪染め(グレイカラー)との違いやメリット・デメリットなどお話をお伺いしました。
◆Q.白髪ぼかしについて教えて
白髪染めと白髪ぼかしがありますが、どちらがおすすめでしょうか?
年々白髪が増えてきて、白髪染めの頻度が増えています。白髪ぼかしという言葉を聞いたことがありますが、白髪染めとどう違うのでしょうか? 持ちや髪への負担など気になります。(オズネーム:キミコさん)

白髪ぼかしと白髪染め(グレイカラー)の違いとは?
白髪ぼかしとは、完全に白髪を染めるのではなく、黒髪と白髪を明るく染めることによって、黒髪と白髪の色の差をなじませることを言います。白髪にほんのりと淡い色が入ることで、自然となじんだスタイルに。ハイライトなどで部分的に明るい色を入れるのも白髪ぼかしに効果的。黒髪、白髪、明るい茶色などが混じり合うことで、白髪の存在感が薄まります。
白髪染めやグレイカラーは白髪を完全に染めるので、髪が伸びてくると生え際の白髪が目立ちやすくなります。その意味では、白髪染めよりも白髪ぼかしのほうが長持ちすると言えるでしょう。
えがお美容室では、すでに白髪染めをしている方に向けてハイライトを利用した白髪ぼかしをおすすめしています。髪を細かく取ってブリーチした後にアッシュ系のカラーを入れることで、白髪とブリーチとその他の髪の色のなじみをよくする方法です。単色の白髪染めでは実現できない自然なカラーコントラストや立体感が生まれて、おしゃれ度がぐんとアップ!
白髪ぼかしのメリットは?どんな人におすすめ?
・白髪の本数が少ない人
白髪が気になってくる30代後半から40代くらいの方におすすめ。白髪の量は少ないけれど、分け目や顔周りなど目立つところに白髪があったり、髪の毛が太くて白髪が目立つタイプの人などは、白髪ぼかしで上手にカバーしましょう。
・染める頻度を減らしたい人
髪全体を明るく染めることによって、白髪との境目が曖昧になり、生え際が目立ちにくくなります。伸びてきた白髪が気になりにくいので、染める頻度が少なくて済みます。
・明るめのカラーリングを楽しみたい人
白髪ぼかしは、白髪を含む髪全体を明るく染める方法なので、明るめのカラーリングを楽しみたい人にぴったり。一度全体を明るく染めた後に、アッシュ系の色を重ねると、よりいっそう白髪とのなじみがよくなり、きれいにぼかせます。
・白髪を活かしていろいろなカラーを楽しみたい人
ゴールドやピンクなどの暖色系や、ブルーやグレーなどの寒色系の色なども白髪と相性バツグン。淡く染まっておしゃれなスタイルに。好みや気分に合わせてさまざまなカラーを試してみて。
・髪にツヤを出したい人
白髪染めの繰り返しなどで、髪は徐々にパサついてツヤがなくなっていきます。そんなパサつく髪にはベージュブラウンや栗色などのカラーを入れることでツヤ感をプラス。髪にツヤを出すことで若見え効果も。
・髪に立体感が欲しい人
白髪が気になる年代になると、髪が細くなってボリュームも失いがちに。そんな人には、明るめのバイオレット系カラーや、暗めのブラウン系カラーを織り交ぜながらランダムに染める方法がおすすめ。髪に陰影が出て立体感が生まれ、ボリュームアップしたように見せることができます。
白髪ぼかしのデメリット
・白髪を完全に染めることができなくなる
白髪ぼかしは主に明るめのカラーを使用しますが、カラー剤は明るくなるほど白髪の染まり方が淡くなるので、じっくり観察すると白髪が残っていることがわかります。カラーを上手に選ぶことが大切!
・カラー剤によってはダメージが出やすくなる
明るめのカラー剤を使って髪全体を染める場合は、髪に負担がかかりやすくなります。ダメージヘアが気になる人は、美容師と相談しながら髪色を決めましょう。
白髪ぼかしの施術の流れ
1、カウンセリング
まずは白髪をどのようにぼかしていきたいか、スタイル写真などを見ながらスタイリストと相談。これまでの白髪染めやヘアカラーの経歴、頭皮の状態などもチェックします。
2、薬剤選定
頭皮の状態やなりたい髪色に合わせて、スタイリストが薬剤を選定します。
3、カラー剤塗布
白髪をうまくぼかせるようにカラー剤を丁寧に塗布し、しばらく時間を置きます。
4、シャンプー・トリートメント・ブロー
シャンプーをして、丁寧にカラー剤を洗い流す。サロンクオリティのスペシャルトリートメントでカラーダメージをケアしておくと、白髪ぼかしの持ちがよくなるのでおすすめ。ブローはツヤ髪に仕上げる大切なステップなので、スタイリストにホームケアのアドバイスを聞いてみましょう。
