今日は金曜!ちょっと一杯飲んで帰りたい気分では?

ヘルシーで美味しくてリーズナブルな焼き鳥は、サク飲みにも使えて知っているとなにかと重宝するもの。

グルメな大人が集まる恵比寿エリアで、オシャレに食べられる焼鳥店をご紹介。



高級感溢れる白木のカウンター
上質なカウンターで鳥づくしのフルコースを楽しんで!『鶏 しま谷』

多種多様なレストランがひしめき合う恵比寿エリア。その美食スポットの、恵比寿二丁目交差点の角に位置するのが『鶏 しま谷』だ。

白地の暖簾に足灯篭。引き戸を開ければ、清々しい白木のカウンターが出迎える店内は、一見して割烹料理店のような高級感あふれる和の趣。

だが、この店の主役はなんと鶏肉なのだ。



メニューは6,000円のおまかせコースのみ。手前は親鶏のたたき。さっと炭火で炙ったレア状態で。奥はしっとりと軟らかい丹波地鶏の昆布締め。鮮度の良さがモノを言う逸品

たとえば、昆布締めにした胸肉の刺身や親鶏のたたきのような和食的な一品もあれば、いわゆる焼き鳥風に串焼きで供されるもも肉や砂肝につくねなどが登場。

その合間にはパプリカのムースなどの野菜料理がタイミング良く出され、まさに緩急自在。舌を飽きさせない。中でも見逃せないのは洋食メニュー。



手前から比内地鶏のもも肉とササミのタプナードソース

ルーから作るホワイトソースも滑らかなセセリ(首肉)のクリームコロッケや、あの『煉瓦亭』の流れを汲む元祖オムライス等々、いずれも洋食店で5年間もの修業をすればこその本格派。

継ぎ足しながら1週間かけて作る鶏ガラベースのドミグラスソースも、オリジナルの自信作。鶏肉の新味に出合える一軒だ。



締めの親子丼。トロトロの卵加減が絶品。甘さも控えめだ。締めのごはんは、オムライスとキンカンの出汁漬けでいただく卵かけごはんの3種類の中から選べる



カウンター席の奥には、ひっそりとした小さな個室も1室用意されている


とろける焼き鳥って何?



人気NO.1のレバーも味わえる「3,500円コース」(税別)がお得!※2時間、ワンドリンク制(利用時間は17時〜22時)
とろける焼鳥の魅力を堪能『YAKITORI 田崎』

『YAKITORI 田崎』は2013年オープン以来、訪れる人をその美味しさで感動させ続けている。まず、同店で焼き鳥を味わう時に心得ておきたいのが「串は出てきた瞬間に食べること」だ。

レアな焼き加減で提供される「レバー」や「ささみ」はもちろん、全ての串がとても繊細な火入れが施されている。そのため、出てきた瞬間が一番旨いのだ!

会話に夢中になって、食べ頃を逃してしまってはもったいない。ぜひ、これは覚えておいて欲しい。



コースの一品目に登場するのが「ささみ」。レアな火入れで口に入れた瞬間にとろけていく

3,500円コースの最初の3品は同店でも人気の串が続く。

まずは「ささみ」。続いて「レバー」、そして「だんご」だ。この3品が同店の焼き鳥を「とろける」とまで言わしめている絶品串である。



(写真手前から)「ささみ」、「レバー」、つなぎ不使用で肉汁たっぷりの「だんご」。「レバー」のタレの味もレバーの甘みを引き立ててくれている

テーブルの上にセットされた2本の文鎮の上に置かれた瞬間から、肉からジュワッと肉汁が溢れてくるので、即口に運んで欲しい。頬張ればスーッと口のなかでとろけていく。

コース序盤にもかかわらず、すでにノックアウトされそうなほどの美味しさである。



「キャベツのさっぱり和え」

串の美味しさに感動しつつ、日本酒を楽しんでいると運ばれてくるのが「キャベツのさっぱり和え」。こちらは箸休めの一品として提供されているのだが、まったく箸が止まることはない。

ささみとキャベツとシソをシンプルな味付けで和えただけと、店長の後藤さんは言うが、3本串を食べた後の口に優しくマッチ。コース全体をみて考え抜かれた計算を感じられる。



(写真右)「ぎんなん」(写真左)「ねぎ巻」

続いては串に戻り「ぎんなん」、「ねぎ巻」が運ばれてくる。

「ぎんなん」は、大粒の愛知県祖父江産を厳選して提供。あえて薄皮ごと焼き上げているのも特徴で、もっちりとした実の食感とともにパリッと香ばしい皮の食感を楽しめる。

「ねぎ巻」も同店の名物のひとつ。せせりで千住葱を巻いて焼き上げ、タレで味わう逸品。加熱することで白身の甘みがトロッととろける千住葱の美味しさと、ジューシーな食感を堪能できる。



(写真左上から時計回りに)「香の物」、「黄金スープ」、「砂肝」、「もも肉の西京焼き」

日本酒も進み、ほろ酔い気分になってきた頃には、コースも終盤戦。香の物で一息ついたあとには「砂肝」、「もも肉の西京焼き」が登場する。

「砂肝」はズリカベと呼ばれる部位、さらに皮全体もを手間暇かけて丁寧に取り除くことで、他にはなく柔らかく仕上げられた一品。「砂肝」=「ちょっと固い」のイメージを覆してくれるだろう。

そして締めくくりには、鶏肉の出汁がたっぷりの「黄金スープ」が登場。これがコースのラストを飾るのにふさわしいスープなのだ。

丸鶏を弱火で数時間煮込み丁寧に作られた透きとおった汁は、あっさりしていながらも深い味わいで、おかわりしたくなるほどだ。



全19席。奥にはカウンター席も備える

仕事帰りにふらっと立ち寄るのもよし、週末ガッツリ極上焼き鳥を堪能するもよし。

使い勝手の良さも魅力の『YAKITORI 田崎』で、とろける焼き鳥を味わってみてはいかがだろう?


駅近なのに、超隠れ家はここ!



表通りから見える『希鳥』の表札は注意して歩かなければ見つけられない
恵比寿の駅近なのにコスパ抜群!隠れ家焼き鳥『希鳥』

2017年6月にオープンした『希鳥』は、美味しさもさることながら、まず注目したいのがその隠れ家感。

駅から徒歩90秒という立地でありながら、地図を見ずに辿り着くのはなかなか難しい。

表には看板類は一切なく、ビル地下に続く階段の途中に『希鳥』と書かれた趣ある表札がかかるだけである。

駅近なのにこの隠れ家感が、グルメな大人をもワクワクさせる。



カウンター席であるが広々とした作りになっており、隣との距離感も絶妙

階段を進み地下1階の引き戸を開けると、焼き場を囲み配される広々としたカウンター席が出迎える。これが極上焼き鳥を味わえる最高の舞台。

大衆的なお店では、どうしても焼き鳥の盛り合わせを大人数で分けて食べるスタイルになりがちであるが、ここならば焼き立てを1本ずつ楽しむことができるのだ。



焼き鳥7本にパテ付きのコースが3,800円

初めて訪れたなら、「焼き鳥コース」をオーダーしよう。スープ、サラダ、レバーパテ、焼鳥7本、野菜2種がついて3,800円という驚きのコスパだ。

「部位ごとの特徴をじっくりと楽しんで欲しい」という想いから21時まではコースのみの提供というのも、同店のこだわりのひとつ。好きなお酒を合わせながら1本1本の串の味わいを噛みしめたい。

コースをオーダーするとまずは一口スープ、サラダ、レバーパテが順番に運ばれてくる。食前にサラッと食べられるように工夫を凝らされたレバーパテなど、お酒が進む品を楽しみながら串の焼き上がりを待とう。



まずは「せせり」、「ささみ」、「恥骨(おまた)」を提供。(写真左から「ささみ」、「せせり」、「おまた」)

『希鳥』の最大の魅力はみやざき地頭鶏の希少部位をいつでも味わえること。

焼き鳥の名店であっても日に数本しか提供できないような部位でも、同店であればいつでもオーダーすることができるのだ。


オシャレに焼き鳥を!



ワインとともに味わいたいこっくりとしたタレが特徴
炭の香りをまとわせてワインとマリアージュ『喜鈴』

2016年1月にオープンしたこちらの『喜鈴』。焼き師を名乗る店主の鈴木淳二さんは、焼き鳥の前は中華の料理人という経歴。

そこで、中華料理の絶妙な火入れのセオリーを焼き鳥にも応用する。



恵比寿から徒歩1分、というアクセスの良さも魅力

また焼き鳥に炭火の燻香をまとわせることで、世界9カ国から幅広く選んだ約40種のワインとの相性をアップさせている。