by MrRomanelli

選挙のプロパガンダを行う4万8000個ものボットを自動的に一斉ブロックする「BlockTogether」が公開されています。ブロックするアカウントのリストは随時更新されており、2020年アメリカ合衆国大統領選挙に向けて、SNSのボットに影響されないよう対策することが可能になっています。

Cleanup Twitter for the 2020 Elections - America Possible

https://americapossible.com/2019/01/27/cleanup-twitter-for-the-2020-elections/

BlockTogetherを使うにはまず、以下のページにアクセスして「Block All and Subscribe」というボタンをクリック。

Block Together

https://blocktogether.org/show-blocks/uK4u2vF9Q2qq4iKes9W3aI39fFlQHly6rw7BsqgG



Twitterとの連携を求められるので、アカウントとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。



しばらくすると以下のような画面に遷移しました。赤枠で囲まれている部分に自分のTwitterアカウントが表示されており、自分のログインページに移っていることがわかります。



「My Blocks」では自分がブロックしているアカウントのリストが表示されました。リストは随時更新されており、その多くがプロパガンダ・ボット排除用のTwitterアカウントの「Cleanup 2020」によって行われています。



「Actions」から、特定のアカウントだけブロックを外したりも可能。



「Settings」ではブロックリストの共有などを行えるようになっていました。2018年6月28日までは「若いユーザーのアカウントをブロック」「フォロワー15人未満のアカウントをブロック」といった機能もあったようですが、記事作成時点では無効となっていました。



Block Togetherはもともと電子フロンティア財団のスタッフであり認証局「Let's Encrypt」のリード・コーダーであるJacob Hoffman-Andrews氏が作成した、つきまといや嫌がらせを防止するためのツールで、サービスのユーザー同士がブロックしたアカウントのリストを共有できるというもの。その後、Hoffman-Andrews氏はソフトウェアエンジニアであるChristopher Bouzy氏が作成した、リアルタイムでプロパガンダ・ボットを発見する「Bot Sentinel」をベースに、Block Togetherでプロパガンダ・ボットを一斉ブロックできるようにしました。

Bot Sentinel Dashboard ‹ Bot Sentinel

https://botsentinel.com/



プロパガンダ・ボットについて、Bot Sentinelは「Twitter APIを利用して政治的なアジェンダを発信するアカウントを自動的にフォロー、ツイート、リツイートなどを行うボットです。人をだまそうとするコンテンツを促進することが多く、人を対立させるためにデザインされています」と説明しています。

Bot Sentinelは無党派で、機械学習とAIを利用して左派・右派両方のボットを見つけます。そしてボットの行動を検知すると公開データベースにアカウントを自動的に追加していくとのこと。ただし、Bot Sentinelは「人間による信頼できないプロパガンダアカウント」もリストに追加しますが、Block Togetherはこれについてはブロックのリストに追加せず、あくまで「ボット」のみをブロックする仕組みとなっています。