充電中のスマホで感電死した少年(画像は『Mirror 2018年12月7日付「Teen electrocuted after falling asleep wearing headphones as he charged phone」(Image: AsiaWire)』のスクリーンショット)

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充電中のスマホによる事故はこれまでにもお伝えしたが、このほどマレーシアからイヤホンをつけながらスマホを充電していたことにより感電死した少年のニュースが飛び込んできた。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

マレーシアのヌグリ・スンビラン州ルンバウ近くに住むモハンメド・アイディル・アズザー・ザハリンさん(Mohammed Aidil Azzahar Zaharin、16歳)は、自宅の床の上で冷たくなっているところを母親(51歳)に発見された。モハンメドさんは前夜、充電中のスマホに繋いだイヤホンを装着したまま眠ってしまったようだ。

母親(名は公表されず)は朝、眠っていると思った息子を起こしてみたが応答がなく、息子の左耳が焦げて出血していることに気付き救急車を呼んだ。駆けつけた救急隊員はその場でモハンメドさんの死亡を確認した。

モハンメドさんは左耳のやけどと出血以外に体のどこにも外傷や痣はなく、その後の検死の結果でも死因は感電によるものと断定。モハンメドさんの10代の兄によると、「イヤホンのコードに触ったら少し電気ショックを感じた」とのことだ。

モハンメドさんのニュースはネットで瞬く間に拡散し、充電中のスマホ使用のリスクについて改めて警告されている。このニュースを知った人からは「だから充電中はスマホを使ったらダメなんだよ」「支払う代償が大きすぎるな」「えっ! しょっちゅう同じことしているけどヤバいよね」といった声があがっている。なお、モハンメドさんが使用していたスマホのメーカーや機種など詳細は明かされていない。

画像は『Mirror 2018年12月7日付「Teen electrocuted after falling asleep wearing headphones as he charged phone」(Image: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)