秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。11月17日(土)の放送では、内閣府男女共同参画局長の池永肇恵さんに、「女性に対する暴力」をテーマに話を伺いました。

秋元才加(左)とJOY



内閣府が2017年度に実施した調査では、結婚したことがある女性のおよそ3人に1人が「配偶者から暴力(DV)を受けたことがある」と回答。さらに、7人に1人は「何度も受けたことがある」と回答しているそうです。
暴力と言っても、「殴る、蹴るなどの身体的な暴力だけではない」と池永さんは言います。例えば、人格を否定するような暴言を吐いたり、行き先、電話、メールなど、行動を細かく監視・制限したりするといった精神的な暴力。生活費を渡さない、貯金を勝手に使うなどの経済的な暴力や、嫌がっているのに性行為を強要する、避妊に協力しないなどの性的な暴力もあるそうです。

“暴力をふるう相手とは別れればいいのでは?”と思われがちですが、「暴力をふるわれ続けることによって、強い恐怖心を抱いていたり、逃げ出す機会や気力を奪われてしまう場合がある」と池永さん。さらに、経済的な不安や子どもがいるなどの理由から、相手と別れることをためらってしまうケースもあるそうです。そして、暴力を受けたことによって、ケガだけではなく、眠れなくなったり、不安や緊張が続いたりするなどの精神的な症状があらわれることも。さらに池永さんは「暴力を受けた本人だけでなく、暴力を目撃した子どもの心や体にも、深刻な影響が及ぶことがある」と実情を説明しました。

暴力は配偶者間だけの問題ではなく、10〜20代の人たちの間には、交際相手から受ける「デートDV」と呼ばれる被害もあるそうです。デートDVとは、メールや電話などの返事がすぐこないと大声で怒鳴る、交友関係を制限して束縛する、デート費用を毎回無理やり出させる、人前でイチャイチャすることを強要するなどの行為。
そして、若者のDV被害のなかでも池永さんが特に声を大にして注意していたのが、「デートレイプドラッグ」です。これは、睡眠薬などを飲み物や食べ物に混ぜて相手の意識を朦朧とさせ、抵抗できない状況にして性行為をするなどの暴力のこと。カラオケボックスでトイレに立った後、残っていた飲み物を飲んだら意識が朦朧とし、気付くと服を脱がされた状態でソファーに取り残されていたという事例もあったそうです。こうした被害に遭わないためにも「まずは、こういう危険があるということを知っておいてほしい」と池永さんは呼びかけました。

そして、これらの女性に対する暴力の多くは“1人では逃げ出しにくい”という側面があるため、「1人で悩まず、まずは相談することが大切」だと言います。池永さんは、専門家による的確なアドバイスが得られる相談先として無料の相談窓口「DV相談ナビ(全国共通:0570-0-55210)」を紹介。「配偶者や交際相手から暴力を受けているなど悩んでいることがあれば、プライバシーは守られますから安心してご相談ください」と話していました。

JOYは「昔、交際相手から殴られたり、蹴られたり、暴力を受けて頭痛が治まらず、脳のCT検査を受けたことがある」と告白。しかし、相手のことが好きだったため「もしかしたら変わってくれるかもと思って付き合い続けた。でも、いつも顔色を伺ってビクビクしていた」と当時の悲痛な思いを打ち明けました。
秋元は、「お互いに尊重し合える対等な関係が大切。身近な人でもいいし、相談窓口もあるので、まずは勇気を出して相談を」とメッセージを送りました。

池永肇恵さん(右)、秋元才加とJOY




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聴取期限 2018年11月25日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00〜11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/japan/