セレモン・バレガ(左)のパンツをつかむヨミフ・ケジェルチャ(画像は動画のスクリーンショットです)

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スイスでの陸上大会で珍事が発生、抜かされた走者のパンツを…

 陸上界で前代未聞の珍ハプニングが起きた。前を行く走者のパンツを引っ張り転倒させようとするも、バランスを崩し自らが転倒。なぜこんなことが起きてしまったのか。米誌がレポートしている。

 5日にスイス・ローザンヌで行われた陸上のダイヤモンドリーグ。中長距離大国エチオピアのランナー同士での珍ハプニングが起きたのは男子5000メートルだった。

 コーナーに途中で、後ろから来たセレモン・バレガに接触しかけた影響で、失速するヨミフ・ケジェルチャ。このままずるずる後退するかと思った次の瞬間だ。なんと懸命に右手を飛ばし、抜かれたバレガのパンツをずり下げようとしたのだ。

 しかしこの“妨害作戦”はうまくいかず。反対に自らが転倒。後続のランナーにも次々と抜かれてしまった。この珍場面を米誌「スポーツイラストレイテッド」が「見よ:転倒しかけたエチオピアのランナーが、ウェアを引っ張り他のランナーを倒そうとする」と題してレポートしている。

「2018年の陸上シーズンは木曜に面白い展開を迎えた。ダイヤモンドリーグの大会でエチオピアのランナーが競争相手のパンツを下げようとしたのだ」

見ごたえのある攻防?「下ろそうとしたが」「定位置を保った」

「5000メートル走で、セレモン・バレガがヨミフ・ケジェルチャを誤って妨害したように見える。ケジェルチャはそれを良しとせず、何らかの手を打つことにした」

 こうレース展開を説明している。

「ケジェルチャはバレガのパンツを下ろそうとしたが、バレガはケジェルチャを受け流しパンツを定位置に保った。しかしながらケジェルチャは地面に倒れ、バレガや他の走者に抜かされてしまった」

 バレガの見事な危機回避能力を伝え、ケジェルチャにとっては悲しい結果と共に一連の場面を説明している。

 最後にインドア3000メートルで世界銀メダリストのバレガが、この競技でシーズンベストとなる13分2秒67を記録し2位に入ったことも紹介している。

 パンツを脱がされかけながらも2位に入ったこともすごいが、もし脱げてしまっていたら……。どうなっていたのだろうか。同国の2人には因縁が生まれることになりそうだ。(THE ANSWER編集部)