日焼け止めのSPFやPAってなに?用途に合わせて日焼け止めを選ぼう!
肌のこんがり日焼けを防ぐSPF
SPFとは、主に紫外線B波(UVB)の防止効果がどれだけあるかを表す数値のこと。
モチモチ弾力肌の破壊を防ぐPA
日焼け止めを購入する際、SPFの数値は気にしていても、PA値に関してはあまり気にとめていないいう方も多いのではないでしょうか。
しかし、エイジングケアや美肌作りに興味がある方に、是非注目して欲しい値なのです。
PAとは、紫外線A波(UVA)の防止効果を表す数値のこと。紫外線A波は、モチモチ弾力肌のキーマンと言われる、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因をつります。PAを表す数値は一番弱いPA+から一番強いPA++++までの4段階あり、+が多ければ多いほど効果は高まります。
紫外線B波の量は初夏から夏にかけて最も紫外線量が多いのに対し、紫外線A波は1年中高い数値で降り注いでいます。紫外線A波の影響は、すぐに目で見て分かる“日焼け”などと違い、シミやシワとなって現れるまで気づかないのでしっかりと対策が必要です。
また、雲や窓ガラスをも通り抜けてしまうため、季節や天気、室内外に関わらず、予防が必要なため、環境に合わせたPA値を選びましょう。
シチュエーション別日焼け止めの選び方
SPF値もPA値も高い方が効果は高まりますが、むやみに数値の高い日焼け止めを塗ることで、肌へ不要なダメージを与えてしまいます。ここで、シチュエーション別に日焼け止めの選び方を紹介していきましょう。
1:家事 SPF 15〜20/PA++
ゴミ捨てや近所への買い物であれば、SPF値は15〜20あれば十分です。また、紫外線A波は窓ガラスも通り抜けてしまうため、日頃からPA++程の日焼け止めをつけるよう心がけましょう。
2:通勤 SPF20〜30/PA++〜+++
通勤は思っている以上に紫外線の影響を受けています。通勤経路や会社の立地にもよりますが、SPF20〜30、PA++〜+++程の日焼け止めは常用しましょう。
3:スポーツや散歩など屋外で1〜2時間過ごす場合 SPF30/PA+++
日中12〜14時頃は、1日の中で最も紫外線量が多い時間帯です。少しの時間だからと油断せず、また顔のみならず、手の甲や首の裏、足の甲にも忘れずに塗るようにしてください。
4:海や山など炎天下でのレジャーを楽しむ場合 SPF50/PA++++
炎天下でのレジャーは、SPF、PA値共に最も高いSPF50/PA++++がおすすめです。また、長時間に及ぶ場合は、汗や皮脂などで流れてしまいます。途中で塗り直すよう心がけてくださいね。
日焼け止めの効果を最大限に活かすためには、種類だけでなく塗り方も大切です。
自身の生活に合ったものを選んで、こまめに塗り直して使いましょう。レジャーなどの際は、商品によっても異なりますが、2時間おきに塗り直すのがベターです。最近では、スプレータイプなど、外出時に塗り直ししやすい商品もあるので、お試しください。また、液状やミルクタイプの場合、1回の量は顔の面積で、おおよそ500円玉大と言われています。「せっかく、塗っていたのに焼けてしまった!」とならないよう、種類や塗り方、量を守ることも大事な対策のひとつです。
シチュエーションや用途に合わせ日焼け止めを選ぶことは、肌への負担を減らすこと、またしっかり紫外線を予防することのどちらにおいても大切です。「塗っていたのに、うっかり焼けてしまい、秋に大慌て!」なんて事態にならないよう、正しい日焼け止めを選んでくださいね。
<プロフィール>
宮村さき
美容ライター/コスメコンシェルジュ
外資系コスメの元トップ販売員。売上1位の実績から、スタッフへのスキンケア研修なども行う。コスメコンシェルジュの資格を取得後、美容コンテンツ制作会社へ入社。編集業務に従事する傍ら、自身の経験を活かした美容テクニックをコラム等で紹介している。
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