慶応義塾大学理工学部の小池綾専任講師らは、3Dプリンターを利用し、振動吸収性や断熱性などを持つ“スポンジ状”の金属積層物を作る技術を開発した。金属や発泡剤を混ぜた粉末材料を基板に吹き付けレーザー光で溶かし積層。材料の温度を自動で調整し、均一な性質を持つ高さ10ミリメートルの積層物を作れた。軽量化や振動吸収性などに優れるため、飛行機や自動車の部品などへの利用が期待される。詳細は12月13日に東京