Apple、一部の「iPhone 5」のバッテリー駆動時間が急に短くなるなどの問題で無償交換プログラムを8月29日から実施

iPhone 5でバッテリーに不具合で無償交換!

Apple(アップル)は22日(現地時間)、2012年9月に発売した同社のスマートフォン「iPhone 5」の一部機種でバッテリー駆動時間が急に短くなったり、より頻繁に充電が必要になったりする可能性があることが判明したとし、該当機種である場合には無償で交換するとお知らせしています。

iPhone 5は国内ではauおよびソフトバンクモバイルから販売されており、対象となるのは2013年1月以前に製造された製品。すでに一部機種で電源・スリープボタン(本体上部側面右側に配置されているキー)が機能しなくなる問題で交換プログラムが実施されていますが、これに続いて、今回はバッテリーで交換プログラムが実施されます。

対象となるかどうかは公式Webページ「iPhone 5 バッテリー交換プログラム - Apple サポート」にてシリアル番号を入力することで確認できます。交換対象期間は015年3月1日まで。

シリアル番号は「設定」→「一般」→「情報」で確認可能。対象製品だった場合には日本では2014年8月29日(金)から交換が開始され、直営店「Apple Store」やApple 正規サービスプロバイダといった取扱店に直接持ち込むか、Apple テクニカルサポートに連絡をし、交換作業を実施する前にAppleにて検査を行い、該当するiPhone 5がバッテリー以外には問題がないかどうかを確認後、問題がない場合に無償で交換されます。

また、バッテリー交換プログラムの対象になると思われるiPhone 5のバッテリーをすでに自費で交換している場合は、返金について「Apple - サポート - 解決策」からお問い合わせるように案内しています。

なお、iPhone 5を交換に出す前に、ユーザー自身ですべてのデータをバックアップし、その上でコンテンツと設定をすべて消去しておく必要があります。

この他、画面のひび割れなど、電源・スリープボタンの交換に支障をきたす損傷がある場合は、そちらを先に修理する必要があり、場合によっては修理料金が発生することがあるほか、修理・交換は製品を購入した国でしか受けられない場合があるとのこと。

記事執筆:memn0ck


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iPhone 5 バッテリー交換プログラム - Apple サポート