「今、おすすめの5ナンバーミニバン ナンバー1とは?」【ミニバン比較評価/新車バイヤーズガイド】
安全性重視のクルマ選び! 買ってはいけない? or  買っていい! オススメなトヨタのミニバンは?【特集・コラム:生活・文化】

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ウィッシュはなんとS-VSC、サイドエアバッグ&カーテンエアバッグ標準装備

 買ってはいけない5ナンバーミニバン、トヨタ編だ。こちらは大変。販売チャンネルが多いトヨタだけあり、5ナンバークラスのミニバン限定とはいっても全部で6車種もある。さっそくクルマごとに検証していこう。
 まずはノア/ヴォクシーから。ご存じのようにこの2車は兄弟車だ。安全装備に関しては、どちらも横滑り制御装置のS-VSC、サイドエアバック&カーテンエアバッグが全グレードでオプションになっている。できれば全車標準装備にしてほしいところだが、ステップワゴンのように装備できないグレードが存在するよりは良心的。手を抜きがちなヘッドレストもしっかり人数分用意するあたりは、さすがトヨタ。エアコンもオートで左右温度調整式。ディチャージヘッドランプも全車選べるようになっている。
 驚かされるのがウィッシュだ。S-VSCとサイドエアバッグ&カーテンエアバッグを、なんと全グレードに標準装備している。そのほかオートエアコンが全車標準装備だし、ディスチャージヘッドランプもベーシックな1.8X以外で選ぶことができる。それでいてライバル車との価格競争に負けていないのが凄い。

トヨタのミニバンを評価する!

 アイシスは、ピラーレスのパノラマオープンドアが魅力ということで、助手席側はパワースライドドア、運転席側もイージークローザーが標準装備になるなど、アピールポイントはきっちり押さえている。サイドエアバッグ&カーテンエアバッグはオプションながら全グレードで選べるし、イモビライザーも全車標準装備だ。が、横滑り制御装置は旧世代のVSC、しかも一部グレードにしか装備できない。このあたりにやや古さを感じる。
 シエンタとパッソ・セッテ。スライドドアかヒンジドアかの違いは大きいが、ともに1.5Lエンジンを搭載するコンパクトミニバン。価格帯も150万〜200万円でオーバーラップするなど、共通項は多い。両車とも価格が安いだけに、割り切りが感じられる装備内容なのが残念。パッソ・セッテは、サイドエアバッグ&カーテンエアバッグを全グレードで選ぶことができ(ベーシックグレード以外は標準装備)、オプションながらVSCを選ぶことも可能だが、ディスチャージヘッドランプが一部グレードでしか選べない。シエンタは、セカンドシートセンターヘッドラストがオプション設定だったり、VSCを上級グレードでしか選べない。サイドエアバッグは「前席用」で、カーテンエアバッグがないのも、ミニバンとしてはいかがなものか。
 以上、トヨタの5ナンバーミニバンを検証した。新しいモデルほど装備内容は充実している。とりわけウィッシュはどのグレードを選んでも安全性に差がなく、快適装備も不満が少ないなど、良心的なクルマ作りを行っている。トヨタの人気の秘密は、じつはこういうところにあるのかもしれない。

■ノア/ヴォクシー
×買ってはいけないグレード:特になし
○買ってイイ! オススメグレード:G/V

■ウィッシュ
×買ってはいけないグレード:特になし
○買ってイイ! オススメグレード:1.8S

■アイシス
×買ってはいけないグレード:2Lモデル
○買ってイイ! オススメグレード:1.8G/プラタナ

■シエンタ
×買ってはいけないグレード:X
○買ってイイ! オススメグレード:G

■パッソ・セッテ
×買ってはいけないグレード:X
○買ってイイ! オススメグレード:G/S

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