Adobe ReaderやAdobe Flash Playerの脆弱性を突いた新種のコンピュータウイルスGENOウイルスが猛威をふるっているが、セキュリティベンダーの対応はまだ揃っていない。
現在、いち早くG DATASophos、そしてAvastがこのウィルスに対応している。



最初の感染が通販サイトのGENOなのでそう呼ばれている。

普通にホームページを見ただけで感染するが、近年のウィルスにしては珍しくユーザーのシステムに直接災厄を与える。

具体的には、動作が重くなったり、パソコンが起動しなくなったり、個人情報が漏えいするといった被害が発生するおそれがある。

情報をまとめると

# コマンドプロンプトを実行中ではないのにcmd.exeが起動している
# cmdやregeditが起動しない(Explorerが落ちる)
# 特定のサイトに接続できなくなる
# ブラウジングがまともにできない
# Adobeが5分に1回のペースで更新を要求してくる
# CPUの稼働率が何も作業していないのに50%近くに上がる

といった現象が起きるようだ。

現在、対応しているパーソナル向けセキュリティソフトは、次のとおりである。

・G DATA Internet Security 2009
⇒Trojan.JS.PYU (エンジン A)
 HTML:IFrame-EB [Trj] (エンジン B)
[3PC 1年版]

Avira AntiVir 9 Personal(フリー・英語版)
⇒HTML/Crypted.Gen [virus]
 HEUR/HTML.Malware [heuristic]

他のセキュリティソフトのユーザーは、ワクチンが提供されるまで十分注意する必要があるだろう。

(編集部 真田裕一)

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