中国の「霊晟」がスパコン世界ランキングで首位、中国勢が10年近くぶりに世界一に返り咲く―仏メディア
仏RFIの中国語版サイトは23日、スーパーコンピューターの世界ランキング「TOP500」で中国の「霊晟(LineShine)」が首位となり、中国勢が10年近くぶりに世界一に返り咲いたと報じた。
記事によると、中国勢が首位となるのは2017年以来。深セン国家スーパーコンピューティングセンターに設置された霊晟は、最新の高性能Linpack(HPL)ベンチマーク測定で、米ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)に設置された「エル・キャピタン(El Capitan)」を上回った。エル・キャピタンはヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)とAMDが共同開発したもの。
TOP500は国際的な研究チームによって年2回発表されるもので、大規模な連立一次方程式を解く際の処理速度を測定するHPLベンチマークに基づいて順位が決まる。
霊晟は中国が独自開発した処理装置のみを採用しており、92台のキャビネットに約4万7000の中央処理装置(CPU)が分散配置されている。
近年のTOP500において中国勢の露出度は低下傾向にあり、23年以降は10位以内からも消えていた。霊晟が今回、首位となったことは、中国が高性能計算分野で再び世界の最前線に立った重要な象徴と見られている。(翻訳・編集/柳川)
