阪神との2軍戦で移籍後の初登板を迎える小笠原

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 元中日でMLBナショナルズ2Aハリスバーグから巨人に加入した小笠原慎之介投手(28)が27日のファーム・リーグ、阪神戦(SGL)での巨人デビューを照準に調整を進めていることが22日、分かった。18日に入団会見を行い、前日21日まで1軍で練習。数回の2軍での調整登板を経て、状況次第では7月中の1軍デビューの可能性も出てくる。

 2軍での伝統の一戦から、小笠原の新天地での第一歩が踏み出されることになりそうだ。加入後最初の実戦として27日のファーム・リーグ、阪神戦にターゲットを定めていることが判明。登板順、イニング数は流動的だが、順調ならば、18日の入団会見から10日足らずで“Gデビュー”を果たすことになる。

 入団会見後と19〜21日は1軍の練習に参加。新たな仲間たちと汗を流し、21日は本拠地・東京Dのブルペンで加入後初の投球練習を行い、30球を投じた。日米の球の違いはあれど、好感触だったという。「途中加入ということを考えたら、すぐ結果を残さないといけない。なるべく一日でも早く実戦に復帰したい」と本人も早期の実戦登板へ意欲を示しており、米国での最終登板から約3週間ぶりのマウンドへ向けて調整を進めている。

 2年ぶりの日本球界復帰となった左腕。2軍での調整登板を経て1軍マウンドへ向かうことになるが、橋上監督代行は「本人と確認の上で何試合か下で投げてもらう形になると思う。試合、イニングはあれだけの選手ですから、ある程度コミュニケーションを取りながら本人の意思を尊重してという形になる」と説明。今後の状況次第にはなるが、滞りなくイニング、球数を増やし、ボールへの適応なども進めば、7月中の1軍デビューの可能性が見えてくる。

 戸郷、井上、ドラフト1位・竹丸、西舘、ウィットリー、則本、田中将らが回っている今季の先発ローテ。その中に21年から4年連続規定投球回に到達するなど経験豊富な背番号98の新加入戦士が入れば、さらに厚みが増す上に、競争もし烈を極めそうだ。「期待に応えるパフォーマンスをしてチームの目標のリーグ優勝、日本一を取れるように頑張りたい」という言葉を形に変えるべく、着々と前へ進んでいく。