家計の味方の価格がまた高騰!?今度は価格が安い鶏肉…原因は「節約志向」?
家計の味方の価格が、また高騰しています。牛肉や豚肉と比べ価格が安く、食卓に並ぶことの多い鶏肉。しかし、今、その価格が高騰しています。
熊本市東区にある唐揚げ店。
ジューシーな唐揚げを求め、お昼時には店に入りきらないほどの客が集まります。
お手頃な値段で「家計の味方」といわれるのが鶏肉です。
総務省の家計調査(※県庁所在地と政令市)によりますと、熊本市の1世帯たりの鶏肉の購入量は2023年から2025年までの平均で日本一と、熊本は「鶏肉大国」なんです。
■店の客「鶏肉ばかり食べているような感じがしますね。家計的にも助かっています」
「夫が(鶏肉を)大好きです。もう、ニワトリになるんじゃないの?朝、起きたらコケコッコーになるんじゃないの?と言うぐらい食べます」
しかし、その鶏肉に異変が…。
農林水産省のまとめによりますと、5月の店頭平均価格は、100グラムあたり154円と過去最高になったのです。
■鈴木憲和農水相「昨今の物価高を背景といたしまして、消費者の節約志向により、牛肉や豚肉から、需要が鶏肉にシフトしていることなどが影響していると考えています」
原因は、物価高を背景とした「節約志向」。牛肉や豚肉ではなく、鶏肉を求める消費者が増えているのです。
国内産だけでなく、ブラジルやタイなどを中心に海外から輸入する鶏肉も高騰しているといいます。
■鶏ざんまい
1日におよそ40キロから50キロの鶏肉を使用するというこの唐揚げ店では。
■鶏ざんまい担当マネージャー 吉本貴博さん「この1、2年が急激に上がってきている。2021年の3月にオープンしたが、その頃は1キロ400円前後、今は700円ぐらいに上がっているので倍近くになっている。」
この店では、あらかじめカットされたものではなく、1枚肉を仕入れ、店で切るなどコストを下げるようにしています。
■吉本「鶏肉を安くしていただくのが一番ありがたいが、なるべく価格を維持できるように、定価はいじらないようにやっていきたい」
「鶏肉大国」熊本を襲う価格の高騰。いつまで続くのか。先行きは見通せない状況です。
【スタジオ解説】
農林水産省がまとめた5月の肉の小売価格です。(いずれも100グラムあたり)
輸入牛肉は420円(平年比124%)
豚肉は285円 (平年比108%)
鶏肉は154円と高騰してはいるんですが、牛肉・豚肉と比べるとまだお得感があるんですね。
今後、鶏肉の価格がどうなるのかも気がかりですね。
学生や、家族の人数が多い家庭では、特に気になるかもしれません。
農林水産省が所管する独立行政法人は、「国内産、海外産どちらも、今後、生産量が若干増えることが見込まれている」と話しています。
生産量の増加が価格にどう影響するのか注目です。
