激しく炎を上げる笹正宗酒造の建物(1日午前11時57分、福島県喜多方市で)=永野慎一撮影

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 1日午前10時40分頃、福島県喜多方市上三宮町上三宮の「笹正宗酒造」で、「建物から火が出ている」と同酒造から119番があった。

 県警喜多方署や喜多方広域消防本部によると、敷地内の複数の施設が連なる工場棟1棟のほか、倉庫1棟がほぼ全焼し、隣接する一般住宅1棟の一部を焼いた。けが人はいなかった。

 同日午後5時35分頃に鎮圧状態となり、同10時半に鎮火した。

 同酒造のホームページによると、創業は江戸時代後期の1818年(文政元年)。新酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」では、2024年に代表銘柄「笹正宗」が金賞を獲得している。同市教育委員会によると、敷地内には仕込蔵など国の登録有形文化財が八つあり、うち複数が焼けたとみられるという。

 現場はJR喜多方駅から北約4・5キロの住宅が点在する地域。