「SNSを見ていると疲れる…」精神科医が考える、脳と心を消耗させる“インプット過多”の恐ろしさ

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『精神科医による感情を手放してラクになる デトックス•ジャーナリング』スペシャル連載vol.2

2026年消費トレンドに、メンパ(メンタルパフォーマンス)があげられ、AI時代、インプットが多い時代…だからこそ、「書く瞑想」ジャーナリングが流行中です。
本書は約1.5カ月でたちまち3刷重版決定!特徴的なのは精神科医の視点でジャーナリングの有用性を語っている点。多くの人が抱える「疲労感」の正体を「心のエネルギー不足」と解説し、そのケア方法としてジャーナリングを提案しています。
納得感があり、実践的とあって、大反響となっています。

本記事は、本書を出典元とした再編集記事をシリーズにて12回連載いたします。

スマホと疲労

気づくとスマホを開いている。
5分だけのつもりが30分経っている。

なのに、見終わったあと、なぜか疲れている--。

それは気のせいではありません。

現代人は「情報酔い」している

『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』では、
現代人は「入力(インプット)が多すぎる」と語っています。

SNS、ニュース、LINE、動画、広告…。
脳は常に、誰かの言葉や感情を受け取り続けています。

問題なのは、入力ばかりで出力(アウトプット)がないこと。
感情は、外に出さないと脳内に滞留します。
脳は未処理の感情を放置できません。

だから、
寝る前の反省会、
LINEの読み返し、
誰かの何気ない一言の反芻、
が止まらなくなる。

これは「メンタルが弱い」ではなく、脳内に情報が溜まりすぎている状態なのです。

「書く」は感情のゴミ出し

本書で提案するのが、“デトックス・ジャーナリング”です。
やり方はシンプル。
「今どんな気分?」「本当はどうしたかった?」を書くだけです。

重要なのは、きれいな文章で書こうとしないこと。
モヤモヤ、イライラ、しんどい、なんか嫌、そんな曖昧な言葉でもいい。
言語化できない感情を、外に逃がしてあげることが大切なのです。

私たちは、「入力(インプット)の仕方」は学んできました。
でも、「感情の出し方」は教わっていません。
だから今、“書いて出す”ことが多くの人に求められている時代といえるかもしれません。

次の予定記事 ☞ 「“本当は嫌だった”と言えないあなたへ」ジャーナリングが“自分軸”を取り戻してくれる理由

今こそ、精神科医による『感情を手放してラクになる デトックス•ジャーナリング』

頭の中でぐるぐると渦巻く形のない感情を、文字や線などの「目に見える形」にして、ありのまま紙の上に出すことを「ジャーナリング」といいます。

誰にも見せないノートとペンを用意して、心に浮かぶことをただ書き出すだけのシンプルな方法ですが、これが一番安全で、驚くほど心が軽くなるデトックスになるのです。

ノートはあなたを絶対に否定しません。
「悲しい」「寂しい」「つらい」……そんなネガティブな気持ちが溢れてきても、フタをせず、そのまま書き出してみてください。
本書は、ジャーナリング・デトックスを精神科医が丁寧に指南する心の回復法を余すことなく解説した一冊。

【出典】『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』著:長沼睦雄

【著者紹介】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了。その後、障害児医療分野に転向し、道立札幌療育センターにて14 年間児童精神科医として勤務。平成20 年より道立緑ヶ丘病院精神科に転勤し児童と成人の診療を行う。平成28 年に帯広にて十勝むつみのクリニックを開院。急性期の症状を対症療法的に治療する西洋医学に疑問を感じ、HSP・アダルトチルドレン・神経発達症・発達性トラウマ障害・慢性疲労症候群などの慢性機能性疾患に対し、「脳と心と体と食と魂」をつなぐ根本治療を目指す統合医療に取り組んでいる。
『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(共に永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』『10 代のための疲れた心がラクになる本』(共に誠文堂新光社)、『その、しんどさは「季節ブルー」』(日本文芸社)など著書多数。

関連書籍のご案内

『その、しんどさは「季節ブルー」』著:長沼睦雄

「春先はいつもイライラして、眠れない」
「雨が降る前は、決まって頭が痛い」
「秋になると、理由もなく気分が落ち込む」
「寒い冬はずっと気分が鬱々としてしまう…」

毎年やってくる季節の変わり目の不調。
過敏性研究の第一人者である著者が、西洋医学の豊富な知識で不調の「正体」を解き明かしながら、
東洋医学の知恵を用いて、あなたに寄り添う1冊です。