読売ジャイアンツ・阿部慎之助前監督(写真:時事通信)

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長女(18)に暴力を振るった疑いで現行犯逮捕され、監督を辞任した巨人・阿部慎之助前監督(47)。事態を重く見た球団は辞任の申し入れを受理したが、オンライン署名サイト「Change.org」では辞任撤回を求めて13万筆以上の署名が集まる動きも見られている。

「阿部前監督は次女とケンカしていた長女を注意したところ、言い返されたことで“カッとなった”と供述していました。事件当時は飲酒していたとみられ、呼気検査でアルコールが検出されました。長女は父とのトラブルを『ChatGPT』に相談し、回答に従って児童相談所に連絡。連絡を受けた児童相談所は110番通報し、自宅を訪れた警察が逮捕したということです」(全国紙社会部記者)

阿部前監督が騒動を謝罪した26日の記者会見では、長女による手紙も代読された。長女によれば、《父とのこのような大がかりなけんかというのは初めて》だったという。児童相談所を経由して警察に通報されたことは想定外だったようで、《警察が来て一番驚いているのは自分自身》と戸惑いの心境が記されていた。

すでにトラブルは父娘間で解決しているというが、シーズン中に現役監督が辞任するという異例の事態は世間の関心を大きく集めることに。SNSやネットではさまざまな観点から議論が交わされており、複数の著名人らも自らの考えを表明している(以下、《》内の引用はすべて原文ママ)。

なかでも阿部前監督の辞任撤回に賛成を示しているのは、元大阪府知事の弁護士・橋下徹氏(56)や落語家・立川志らく(62)、映画監督・山崎貴氏(61)など。実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(49)も26日に投稿したXで、こう主張していた。

《真実と実態がわからないから一般論として。子どもの行動により、親の仕事を奪う事態が起きた時に、子どもの行動が間違いと判明したら、親の仕事を元に戻したほうがいいと思う。間違いだとわかったら、反省させ、元に戻し、成長する機会を与えるのが教育。子どもが間違いを犯せない社会は良くない》

■「間違っていい、戻ればいい」人気ベテラン声優も“辞任撤回”に賛同

そんななか、人気アニメ『幽☆遊☆白書』の蔵馬役や『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役など、数々の人気キャラクターを演じてきた声優緒方恵美(60)の“持論”にも注目が集まっている。

まず緒方はXで、先述したひろゆき氏の投稿をリポスト。28日夕方には、阿部前監督の辞任撤回を求める署名活動が受付終了したことを報じるニュースを添えて、こう私見をつづっていた。

《愛溢れる家族の初めての大喧嘩。暴力じゃないけど混乱したからの行動がうんでしまった結果に、子供がずっと後悔しなければならないのは辛すぎる》

続けて《間違っていい、戻ればいい。人を許せる社会であってほしい》と自らの願いをつづり、ハッシュタグで《#署名しました》《#AIは信じるものではなく使うもの》《#運営の英断にも敬意を表します》と記していた

この緒方の投稿に、コメント欄では共感を示す声が次のように上がっている。

《同じ思いです。今さら撤回はしないと思いますが・・・娘さんを思うと本当につらい》
《本当にそう思う 人間なんて完璧じゃないし間違いだってするし。それを外野が白黒付けようと持論ぶつけてるのはおかしいわ》
《私も署名しました。普通ならただの親子喧嘩ですむ話が有名人なばかりに大袈裟になってしまい辛いですね》

だがそのいっぽうで、異論を呈する声もこう寄せられている。

《緒方さんの意見に賛成する事もよくあるけど、愛溢れる大喧嘩って実態みてない人が言う事にすごく違和感を感じました》
《酒飲んで言い返されてカッとなって衝動的に胸ぐら掴んで投げ飛ばす暴力行為を擁護ってどう言う事? 子供が後悔も何も暴力しなければ良かった話しなのに流石に酷すぎません?》
《言いたいことは分かるんだけど暴力じゃないは無理があるし変な美化はしない方がいいと思う》

賛否の意見が多数寄せられたためか、緒方は同日中に自身の投稿をリポストして困惑する気持ちをこう呟いた。

《あの記者会見を素直に見ていれば伝わることが、なぜこんなに伝わらないのか。「暴力」「逮捕」というワードだけに過敏になる人の多さに驚嘆します。。》

その上で、《表面的な言葉を短絡的にとらえてしまう怖さ。攻撃的な言葉を使って人を侮辱する・嘲笑する人の方がよほど「暴力的」と思いますがどうでしょう》と問題提起している。