女性教師の身体部位をわし掴みにした小6…「性犯罪者のレッテル貼った」保護者は告訴=韓国
韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)のある小学校で、6年生の児童が担任教師の特定の身体部位をわし掴みにするという事件が起きた。該当の教師は児童の親に性的自己決定権の保護に関する案内文を送ったが、親はむしろ担任教師を脅迫と名誉毀損で告訴したという。
慶南教師労働組合は6日、慶尚南道教育庁ブリーフィングルームで記者会見を開き、「慶南教育監は道内の小学校特殊学級の男子児童A君の保護者Bさんを、公務執行妨害と虚偽告訴の疑いで告発してほしい」と求めた。
組合によると、BさんはA君が小学校に入学するころから教室に常駐し、教育活動に干渉してきた。結局、A君が5年生になった年の1学期、担任教師はBさんの頻繁な苦情により拒食症を患うなど健康が悪化し、担任を辞めた。
A君は同級生に対してケンカをすることもあったが、BさんはA君のケンカを止めた担任教師をA君と分離してほしいと学校側に要求したという。
苦情が重なり、担任教師はパニック障害で精神科の治療を受け、薬物の過剰摂取で救急室に搬送されることもあった。現在は退職した状態だと伝えられた。
Bさんはこの事件により、教権保護委員会から書面での謝罪が含まれた1号処分を受けた。Bさんは処分を不服として行政審判を提起したが棄却された。
A君は今年6年生になったが、女性の特殊教師やボランティアの特定の身体部位をわし掴みにし、同じクラスの女子児童に身体接触を繰り返しているという。現在、被害を受けた特殊教師は不安およびうつ病の診断を受け、治療中であるという。
6年生の担任教師は、A君が特定の身体部位をわし掴みにするという事件を経験した後、Bさんに性的自己決定権の保護に関する案内文を送ったが、Bさんはむしろ「私の息子に性犯罪者のレッテルを貼った」として、担任教師を脅迫と名誉毀損で告訴した。
また、A君が教室内で暴れ、担任教師が後門を施錠すると「情緒的監禁」だとして、担任教師を児童虐待の容疑で警察に通報した。
労組は「該当の保護者は児童虐待の通報を教師を統制する手段として悪用している」とし、「児童の学校からの無断離脱や性的接触を防ぐための案内と制止を『脅迫』や『監禁』だと主張し、正当な教育活動が犯罪として扱われている」と指摘した。
あわせて「繰り返される担任の交代と授業の中断により、学級の児童たちも情緒的な混乱と学習欠損の被害を受けている。教育監は該当の保護者を刑事告発し、教権保護委員会の改編と処分の履行を強制できる制裁案をまとめてほしい」と要求した。
