山野太一(C)日刊ゲンダイ

写真拡大

 右はよいよい左は怖い! 巨人がまたも「左投手」に屈した。

【もっと読む】巨人・田中将大「たった3勝」で年俸1億円更改の波紋

 GW9連戦の最終日となった6日のヤクルト戦で、打線は先発左腕・山野太一(27)の前に6回5安打無得点。四回に2死満塁のチャンスをつくったものの、8番の吉川が一ゴロに打ち取られた。今季4度目の完封負けで、9連戦を3勝6敗で終えた。

 それにしても左投手が打てない。

 巨人は6日現在、17勝16敗の3位。これまで相手が右投手の先発時は12勝6敗なのに対し、左投手の先発時は5勝10敗と大きく負け越している。阪神・高橋、DeNA・東、この日のヤクルト・山野に抑えられたのはすでに2度目。他にもヤクルト・増居、広島・森には7回無失点に封じられるなど、ヒマさえあれば左投手に抑えられている。さる巨人OBがこう言った。

「阿部監督はこの日、あえて左打者を4人スタメンに並べたが、1番で出場した打率.279(成績は全て試合前まで)のキャベッジは、対右投手は.302で対左は.254と大きな差があって、山野に3打席抑えられた。4月はスタメン起用が多かった佐々木は、対右が.304なのに対し、左が.133と極端だったため、山野が降板した後に代打で登場した。復帰したばかりの吉川はこの日、満塁の好機で凡退して対左は.000。対右が.321、左に対しても.429と苦にしない大城がスタメンマスクをかぶったが、無安打に終わった。昨年打率リーグ2位の好打者・泉口は、右に対して.250、左には.273とむしろ得意。泉口は相性通り、山野から2安打を放ったが、泉口だけでは勝てません」

 すでにセ5球団の間では「巨人には左腕を当てろ」が合言葉になっている。貯金が1に減った巨人。左対策が急務だ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで巨人と言えば、今季の田中将大の年俸は1億円。昨季わずか3勝に終わった成績を踏まえ、「高すぎる。若手はやってられない」と巨人OBで元投手コーチが“実名”で舌鋒鋭く批判した。さらに、こうしたベテランとの契約を巡り、革新的なアイデアも提示された。いったい誰が、どのような提言を行ったのか。●関連記事 【もっと読む】巨人・田中将大「たった3勝」で年俸1億円更改の波紋 では、それらについて詳しく報じている。