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東京ドームシティで21日、点検作業中のアトラクションに女性従業員が挟まれ死亡した事故。アトラクションを操作するパネルには、触れられた形跡がなかったことがわかりました。

■「白いパネルがはがれ落ちて…」

記者「事故から一夜、東京ドームシティアトラクションズでは、休園中の張り紙がはられています」

子どもたちが遊ぶ身近な場所で起きた事故。

女性「私、その現場にいたんですよ。(救助に)何で何時間もかかったのか。自分たちは信用して乗っているから…」

女性「心から楽しめないなって思います」

当時の状況が徐々に明らかとなってきました。現場は「東京ドームシティ アトラクションズ」内の「フライングバルーン」というアトラクション。遊園地を運営する「東京ドーム」の社員、上村妃奈さん(24)が落下してきた座席に挟まれ、およそ5時間後に救助されましたが、その後、死亡しました。

現場近くにいた人「(Q:大きい音とか聞こえた?)それは全然聞こえなかった。なにがあったんだろうと見たら、白いパネルがはがれ落ちていた。ブルーシートをワーッと張りだして」

■事故当時、操作室は無人

現場は22日もブルーシートに覆われ…

記者「朝から現場検証が行われています」

座席部分につながる支柱のパネルは外れたままで、その内部を念入りに確認する様子も。

「フライングバルーン」は2024年12月にオープンした座席部分がぐるぐると回転しながら上下するアトラクションです。21日は月に1度の定期点検日で、6人で作業していたといいますが、警視庁などによりますと当時、上村さんは脚立にのぼって遊具に油をさすなどの作業をしていたところ、座席部分が10メートルの高さから落下したとみられています。

なぜ、突然座席は落下したのか。

捜査関係者によると、座席を上下に動かす「コントロールパネル」が地下の操作室にあるといいますが、当時、パネルには誰も触れていなかったとみられることがわかりました。また、防犯カメラの映像でも当時、操作室は無人だったということです。

遊園地の危機管理に携わったことがある専門家は…

テーマパークコンサルタント・清水群氏「オープンしてまだ1年半たっていないので、どこか壊れたというのは考えづらい。油をさすっていうのはよくやることなので、もし(座席を)上げないと(作業が)できないのであれば、座席を固定するとかそういった措置をしないといけない」

警視庁は、業務上過失致死容疑を視野に捜査を続けています。