スポニチ

写真拡大

 俳優の天海祐希(58)が3日、NHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)にゲスト出演。宝塚歌劇団時代に感じたプレッシャーについて明かす場面があった。

 この日、「プレミアムトーク」のゲストとして出演した天海。司会の博多大吉から「春休み、結構学生さんも番組見てくださってたり、新社会人の方とかもたくさんいらっしゃる」として「プレッシャー!私だって不安だった」というテーマについてエピソードを求めた。

 大吉は「宝塚の頃、最初の舞台の頃のお話らしいですけど」と振られた天海は「そうなんです、大きな役を急にいただきまして。でも凄く学年も若かったものですから、右も左もわからないままで、どうしていいのか分からなくて。上級生がたくさんいらっしゃる中で、新人公演の主演の役をいただいて。とても贅沢な悩みだから、あまり人にもお話しできなく、自分の心情を。ちょっと実家の母親に電話したりとかするんですけど、うちの実家の方でも、それがどれだけの大きなことなのかが把握できていなくて。“え、なんであんたがやるの?”みたいな感じで。“ここでもダメなのか”と」と振り返った。

 「そしたら兄に、ちょっと相談したら、“それはお前1人がこの役をもらったと思わずに、この後、お前と同じ経験をする人のために、今お前が頑張れば、次にお前のような経験をする人が出てきた時に『大丈夫、やれるよ』っていうことをお前が言ってあげられるんじゃないか。だから、その人のための経験だと思って頑張ったらどうか”というアドバイスをもらって」と回顧。「“確かにその通りだ”と。自分1人がこれを歌、受け止めなきゃいけないと思うと、凄く重いものを持ってしまうなと。で、誰かのために“あなたもできるよ、私もできたんだから”っていう一言を伝えるために、この経験をするんだと思ったら、凄い勇気が湧いてきて。ありがたい一言でした」と明かした。

 その上で「だから人それぞれ、感じるプレッシャーとか、不安とか、責任っていうのは違うと思いますけれども、自分だけが大変だって自分でも思い込んでしまうと、やっぱり気持ち的にも大変になる。“いつかこの経験を誰かに話せる、いつか笑って話せるようになる”ってちょっとでも、楽に考えられたらいいんじゃないかな」と天海。「これから新しい生活を始める方たちも不安と期待と不安でいっぱいでしょうけど、絶対いいことありますし、大変なこともあるかもしれないけれども、それをいつか「あんなことあったな」って思えるようなお話ができたらいいんじゃないかなと。ぜひぶつかって頑張っていってほしいなと思います」とアドバイスを送った。