V弾のなでしこ浜野まいか「キラキラしていました」完全アウェーの空気を吹き飛ばす豪快ミドル
◇女子アジア杯決勝 日本1―0オーストラリア(2026年3月21日 オーストラリア・シドニー)
サッカー女子のアジア杯は21日、シドニーで決勝が行われ、世界ランク8位の日本代表「なでしこジャパン」は同15位の開催国オーストラリアを破り、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。前半17分、MF浜野まいか(トットナム)が完全アウェーの空気を吹き飛ばす強烈なミドルシュートを沈めて先制。終盤は守備陣が体を張って虎の子の1点を守り切った。
迷いはなかった。前半17分、ペナルティーエリア手前でMF長谷川からパスを受けると、振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。相手の意表を突いた豪快な一撃をゴール右隅に突き刺した。準決勝の韓国戦に続く2戦連発で、今大会3点目。「今日は早めに足を振っていこうと思っていた。得点という形につながったのはうれしい」とうなずいた。
新天地で輝きを取り戻した。1月、出場機会を求めて強豪チェルシーからトットナムに期限付き移籍。過密日程だったチェルシー時代から練習の密度が上がり、「サッカーがこんなに楽しかったんだと思えるくらい、毎日が充実している」と言う。状態を上げて迎えた自身初のアジア杯。大一番で大仕事をやってのけ、「自分の目標としていた優勝というのができて、ちょっとほめてあげたい」と誇った。
来年のW杯で「日本を優勝させたい」と誓いを立てる21歳。まずはアジアの頂点に立ち「キラキラしていました」と表彰台から見えた光景をかみ締めた。
