KNB北日本放送

写真拡大

高市総理が衆議院解散の意向を固めたことを受け、自民党の富山1区の候補者選考が大詰めを迎えています。
関係者によりますと紆余曲折の末、男性2人に絞り込み、あす、最終的に候補者を決めることが分かりました。

◆KNB 神林賢範 記者
「現在、富山市連所属の県議が会合を開いています。1区の選考について現在詰めの協議をしているとみられます」

複数の名前が挙がるも断られ… 追い込まれた富山市連

富山1区は自民党現職の田畑裕明議員が無断・架空の党員登録問題などにより、次の選挙で公認候補となる支部長を外れています。
自民党県連と富山市連は党本部の承認を得て選考委員会を設け、田畑議員とは別の候補を検討してきました。

これまでに地元選出の野上浩太郎参議院議員をはじめ、奥野詠子県議など複数の名前が取りざたされてきました。
候補者を選ぶ時間はもう少し猶予があると思われていましたが、急転直下の解散の意向。自民党本部は、おととい全国の都道府県連に公認候補を来週月曜日までに申請するよう通知しました。

残された時間がない中、県連の宮本幹事長と富山市連の幹部らがきのう、野上議員に面会しました。
関係者によりますと、1区への立候補を打診しましたが、野上議員は熟慮を重ねた結果としたうえで、断ったということです。

大本命に断られ、次に打診したのは奥野詠子県議。しかし、奥野県議もきょう昼ごろまでに断ったということです。

そして、きょう午後3時。県議会議事堂には富山市連に属する県議らが集まってきました。
急きょ開かれた臨時の会合で、候補者選考の現状について話し合ったとみられます。

◆自民党富山市連 藤井大輔支部長
「19日までに必ず候補者を挙げるというプロセスに対して皆さん方で認識を一つにしたということです。(選考は)最終段階に来てるとまでしか言えませんけれども、我々として納得のいく決断をできるようにしていきたいと思ってます」

候補は2人に絞られる あすにも決定へ

追い込まれる自民党富山市連。 選考委員会が次なる人物として挙げたのが、父親が富山市出身で前の参議院議員の中田宏さんと前回の衆議院選挙で比例代表北陸信越ブロックに立候補した古井康介さんの2人です。

選考委員会はきょうまでに2人から立候補の意思確認と政治主張について、ヒアリングを済ませたとみられます。

中田宏さんは、61歳。衆議院議員4期、横浜市長を2期、参議院議員を1期務めるなど政治経験が豊富です。
父親が富山市出身という縁で、富山にも後援会組織があります。

古井康介さんは、30歳。富山市出身の実業家で、若者に政治への興味を持ってもらおうと活動するなど、若さに期待が寄せられています。
前回の衆議院選挙では比例代表で落選しました。

自民党富山市連は、あす朝、会合を開く予定です。
その場で中田さんと古井さんそれぞれに話を聞き、地元から推す候補者を決めるとみられます。