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人口減少による売り上げ低迷や後継者不足…地域からガソリンスタンドがなくなり暮らしが不便になるケースが全国的に問題となっています。こうしたなか岡山県美作市では4年前に閉業したスタンドが今月営業を再開。活気を生むきっかけになればと住民は期待をよせています。

【写真を見る】「周辺10キロ以内にガソリンスタンドがない」地域で4年ぶりに営業再開 灯油の宅配サービスも【岡山・美作市】

営業を再開した美作市五名の案幹部にあるガソリンスタンド「吉野サービスステーション」です。…開店直後さっそく1台の車が…これまで不便を感じていた住民たちにとっては待ち望んだ日です。

(地元の人)
「すごく待っていました。きょうオープンとわかってたので一番に入れに来ました」

もともと吉野サービスステーションは市内でガソリンスタンドを展開する美作菱油が経営していました。「採算はとれていた」ものの、人手不足でスタッフの確保ができなくなったことから4年前に閉業。

周辺10キロ以内にガソリンスタンドがなくなり住民たちは不便な思いをしていたといいます。

「隣町までいかないと給油できない」地元の切実な声

(地元の人)
「立石しかないですから大原まで行ったらありますけど。そこまで行くまでが…「隣町まで行かなければ給油できなかったということですか?」「そうですね」

こうした中立ち上がったのが岡山市で自動車販売や車検・整備などを手がけるエコピットの社長、依田靖生さんです。

(エコピット 依田靖生社長)
「もう一度ぜひスタンドをやって下さいという声も多かったですし、実際、私もこの地域を見て、これはぜひ再開して地域の方のお手伝いをできたらなと」

岡山県からの紹介で地域の現状を知り、美作菱油の事業を引き継ぐことを決めました。一か月前はボロボロだった施設もすっかりキレイに。暮らしが便利になるだけでなく地域の活性化にもつながると住民たちは期待しています。

(地元の人)
「地元にとっては、こういうところが一軒あるというのはすごく大事なことだと思う。じゃないとどんどん寂れていってしまう。それで若い人に定住してもらえる何かがあれば一番いいんですけど」
ガソリンだけじゃなく情報とか話もできるのであってほしいです」

災害拠点としての活用も目指す

高齢者が重い容器を運ばないで済むようにと灯油の宅配サービスも行います。今後は災害拠点としても活用できるよう発電機などの設置を検討しているといいます。

(エコピット 依田靖生社長)
ガソリンスタンドはそういった使命も担っているので、今後しっかりと地域の方の力になったらいいなと思います」

暮らしを支え、地域に活力をもたらす吉野サービスステーションの復活です。