横浜FCを率いる四方田監督。無敗記録には興味を示さず、目の前の試合に勝つことだけに専心する。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 最後に黒星をつけられたのは、5月6日に行なわれたJ2第14節の千葉戦(0−1)。15節の熊本戦(0−0)以降、横浜FCは一度も負けていない。8連勝を含む13勝3分で16戦負けなし。消化試合が1つ少ない2位・清水エスパルスに勝点4差で首位に立つ。

 盤石の戦いぶり。チームを率いる四方田修平監督にとって、これだけ長い期間、無敗を続けるのは、指揮官としては初めてだという。現在の心境を訊けば、「いつもこんなにうまくいかないと思いながら、一個一個増やしていく感じですね」と応じる。

 無敗記録にはこだわっていない。J2優勝でJ1復帰。「目標を達成したいと思っているだけ」だ。

「目の前の試合に勝つことに一番、集中すべき。結果として、そういう何試合負けなしとかはついてくるのかもしれない。そういう記録とかはあまり気にしないというか、こだわっていないです。目の前の試合でとにかく勝ち続ける」
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 もちろん、「負けずにチームが進んでいくのは、すごく良いこと」でもある。「勝てないゲームを引き分けにするとか、引き分けのゲームを勝ちにつなげることは大事」と強調する。

 直近2試合はいずれも先制を許しながら、逆転勝ち。29節の山形戦は2−1、30節の愛媛戦は4−1と白星を重ねた。

 勝負強さを見せつけたが、指揮官は満足せず、さらに高みを目ざす。「もっと安定して、試合を進めたい。先取点を取って、引き離していけるようなゲームのほうが理想」だ。

 次節は9月15日に暫定13位のヴァンフォーレ甲府をホームで迎え撃つ。5月の前回対戦では2−1で逆転勝ちしている相手との一戦で、今度は先手を取り、リードを広げるような戦いぶりで勝点3を掴み取りたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)