邱国正国防部長(国防相)

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(台北中央社)米国が台湾に5億米ドル(約675億円)相当の軍事支援を行うと海外メディアで報じられたのを受け、邱国正(きゅうこくせい)国防部長(国防相)は8日、この支援は武器調達の項目に入っているものではなく、遅れが生じている武器の納入を埋め合わせるものだと明らかにした。

ロイター通信は5日、消息筋の話として、バイデン政権が米国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)を通じて台湾に5億米ドル相当の武器を供与することを計画していると報じた。米国はウクライナへの軍事支援にもこの方式を採用している。

邱氏は8日午前、立法院(国会)外交・国防委員会出席前に報道陣の取材に応じた。報じられた米国の軍事支援について、軍事調達の項目には入っていない追加分だと説明。武器納入の遅れを主な背景に、在庫やその他の代替品で緊急に賄ったり埋め合わせたりするもので、5億米ドルの限度額内で現品が台湾に提供されると明かした。

国防部のシンクタンク、国防安全研究院の蘇紫雲研究員は中央社に対し、支援の品目はミサイルが中心になるだろうとの見方を示した。

(游凱翔/編集:名切千絵)