空になった卵売り場。7日に台北市内のスーパーで撮影。

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(台北中央社)鳥インフルエンザや天候の影響で台湾では鶏卵の生産量の回復が予想を下回り、さらなる値上がりが懸念されている。行政院(内閣)農業委員会畜牧処の江文全(こうぶんぜん)副処長は12日、今後1〜2週間で再び値上がりする見通しはないとした一方、需給と価格の動向を注視していくとの姿勢を示した。

卵の価格を決める中華民国養鶏協会卵価委員会によれば、最新の産地価格は1箱(1箱200個入)910台湾元(約4000円)だが、卵を確保するため1箱1200〜1300元(約5200〜5700円)の価格で購入する業者がいるという。

中央社の取材に応じた江氏は、鶏卵の取引価格は今のところ、最新の産地価格を維持していると説明。値を吊り上げて調達している業者がいることについては、「商売の成否は双方の合意によるもので、市場のメカニズム」だとしつつ、極端な値上げは一部のケースに限られているはずだとの見方を示した。

台湾の卵の産地価格は9日に値上がりしたばかりで、1斤(600グラム)当たり過去より3元(約13円)高い45.5元(約200円)となっている。

(曾以寧/編集:荘麗玲)