税別790円で売られていた「おじさん」に注目集まる オススメの食べ方は刺身・ソテー・フライ
百貨店で売られていた「おじさんの刺身」がツイッターで注目を集めている。
透き通るように美しい、白身魚のお造り。
値札にはたしかに「長崎県産 おじさん 刺身」の文字が......おじさんが食料として活用され、790円(税別)で売られているのだろうか......?
Jタウンネット記者は2021年6月24日、この刺身の販売店「吉川水産 そごう千葉店」を運営する吉川水産(本社=世田谷区)を取材した。
ソテーやフライもおすすめ
既に気づいている人も多いだろうが、実はこれ、「オジサン」という名前の魚の刺身。
長いひげがある姿から名づけられた、スズキ目ヒメジ科の魚類である。
取材に応じた関東事業部ブロック長にツイートの写真を見てもらったところ、
「オジサンの刺身で間違いございません」
と、回答した。
残念ながらオジサンはメジャーな魚ではなく、吉川水産では毎日は取り扱っていないそうだ。いったいどんな味がするのだろう。
「白身の魚で非常に美味と言われております。旬はハッキリしないのですが、春から夏または夏から秋と文献によって異なります。
扱っている者としては、一年を通してあまり品質は変わらない気がします」(関東事業部ブロック長)
非常に美味......ぜひ食べてみたい。さらに、オジサンには刺身以外の楽しみ方もある。
「刺身以外では、ソテーやフライなどが美味しいようです。白身の魚なのでどんな料理でも合うと思います」(関東事業部ブロック長)
どうやら、食料としてかなり優秀そうな「オジサン」。売り場で見かけたらラッキーかもしれない。