「蔦屋重三郎。みだらなる書物を発行し、風紀を乱した罪。及び数々の御政道批判につき、身上半減とす」 参考:『べらぼう』長谷川平蔵=中村隼人になるほどのハマりぶり“鬼”になる前の未完成の魅力 後の世を生きる者としては、蔦重(横浜流星)が松平定信(井上祐貴)の出版統制に抗い、「身上半減」に処されることは史実として覚悟していたところ。だが、この「身上半減」という聞き慣れない処罰名、どうやら「財産半減」