なでしこJAPAN 金メダルならず、レスリング吉田は3連覇達成!!

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 悲願の金メダルを目指して、宿敵アメリカと対戦した女子サッカーのなでしこJAPAN。前半8分と後半9分にカーリー・ロイドに得点を許し、2点をリードされる苦しい展開となったが、後半18分に大儀見優季が反撃のゴールを挙げる。しかしアメリカのディフェンスを崩すことが出来ず、アメリカに1−2で敗戦。金メダルには手が届かず、銀メダルで今大会を終えた。

 前日に伊調馨と小原日登美が金メダルを獲得した女子レスリング、この日は吉田沙保里がレスリング女子55kgに登場した。レスリングで史上初、女子選手史上初となる五輪3連覇の偉業を達成した伊調に続き、五輪3連覇を目指した吉田。準決勝では今年5月のワールドカップで敗戦を喫している因縁の相手バレリア・ジョロボワに2−0でリベンジを果たし、決勝では最大のライバル=トーニャ・バービングに勝利。見事に五輪3連覇を達成した。

 一方、72kgには、今大会での現役引退を示唆している浜口京子が出場。2回戦からの登場となった浜口はアテネ五輪銀メダリストのグゼル・マニュロワに1−2で敗戦。敗者復活にも回ることが出来ず、初戦敗退という結果に終わった。

 24年ぶりとなる準決勝進出を決めた女子バレーはブラジルと対戦。強豪ブラジルの前に日本はセットカウント0−3で敗れて、決勝進出はならず。3位決定戦で1984年のロス五輪以来のメダルを目指す戦いに挑む。またテコンドー57kg級に出場したアジア大会3位の濱田真由は3位決定戦で敗れ、メダルを逃した。

 また陸上では男子200mでウサイン・ボルトが100mに続き、最後はレースを流す余裕を見せての金メダル獲得。五輪史上初の100mと200mの2種目での金メダル&2連覇を達成した。