余裕の表情のヘンダーソン。やはりライトヘビー級の方が調整は無難なようだ

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3日(金・現地時間)、ミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターでは、4日に開催されるStrikeforce「Henderson vs Babalu II」の公開計量が行われた。10年振りの再戦となるダン・ヘンダーソンとヘナート・ババル・ソブラル、メインに出場する2選手をはじめ、 SHOWTIMEカードに出場する10選手全員が、規定の体重でウェイインを終えた。

計量の間も笑みを浮かべるなど、終始余裕を感じさせたダン・ヘン。対するババルは、3ポンドアンダーと最近では珍しいアンダー表示で計量を終えたが、表情は硬いままだった。10年前に日本のRINGSでKOKルール下で対戦した両者。その時はダン・ヘンが判定勝ちを収めているが、あれから10年、ルールも立場も違うようになった両者がどのようなファイトを見せるか。

セミでポール・デイリーとウェルター級初陣を戦うスコット・スミスも問題なく計量をパス。肌の張りを見る限り、問題なく減量に臨めたように見える。ストライクフォースではカン・リーを破り、ミドル級タイトル戦線で活躍したスミスだが、注目はデイリーだ。

エリートXC時代にシールズとウェルター級王座を賭けて戦うも、敗戦。その後はUFCでウェルター級の門番=マーティン・カンプマンを破ると、ダスディン・ハザレーにもKO勝ちして一気にタイトルコンテンダーに。

しかし、TUFコーチ役を賭けて戦ったジョシュ・コスチェックに完封されると、試合後に手を出してしまいダナ・ホワイトの逆鱗に触れ、即リリースされてしまう。その後はオーストラリアのインパクトFCや、アマリロのシャーク・ファイツでダニエル・アカーシオ&ホルヘ・マスヴィダルという難敵を破り、ストライクフォースとの契約をもぎ取った。

メジャーという部分では、仕切り直しとなるデイリー。UFCで2勝1敗、EXCでジェイク・シールズに敗戦など、ストライクフォース・ウェルター級戦線において、UFC勢との物差しになるという部分でも、楽しみなストライクフォース参戦だ。

ミドル級のロビー・ローラーとマット・リンドランドは、計量後にスチール撮影で向かいあい、握手をする際に、両者から静かななかにも激しい闘志が見え隠れし、緊張感が計量会場に走った。

そんな上位カード陣に比較すると、SHOWTIMEオープニングに登場するベンジー・ラダックは、本来より上の階級、さらに10日ほど前のオファーということもあり、腰回りに肉が目立っていた。

ラダックよりも短い、5日前のオファーを承諾したマイク・カイル。スケールの上で雄叫びをあげた彼は、本人のいうとおりコンディションに問題はなさそうだが、ペイザォン・シウバとの体重差は実に20キロ。

当然、安全面は危惧されてしかり、よしんばこの試合でカイルが勝者になっても今後、ヘビー級で戦うつもりがなければ、TV中継のための員数合わせの代役出場と批判されるのも致し方ない、ストライクフォースの内情の一端ともとれる体重差といえるだろう。
フォト&詳細はコチラ

■Strikeforce Hedeson vs Babalu II 主な試合の計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
ダン・ヘンダーソン:204.5ポンド(92.76キロ)
ヘナート・ババル:202ポンド(91.63キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー:169.75ポンド(77キロ)
スコット・スミス:170ポンド(77.1キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロビー・ローラー:186ポンド(84.3キロ)
マット・リンドランド:185.5ポンド(84.1キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アントニオ・ペイザォン・シウバ:263ポンド(119.3キロ)
マイク・カイル:219ポンド(99.3キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ベンジー・ラダック:205.5ポンド(93.2キロ)
オヴァンス・サンプレー:205.5ポンド(93.2キロ)