ヨガインストラクター MIYUさん

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 2月も半ばとなると、そこかしこで始まる花粉対策特集。早い人はすでに花粉症に悩まされているのではないでしょうか。今年のスギ花粉飛散量は例年よりも少ないとの予測も出ていますが、飛散量が増え続けている過去10年の比較なので、あまりあてにならない様子。

 そこで、今回は花粉症に効くヨガのポーズをご紹介します。花粉症を治したり、症状が一切出なくなる、ということはないかもしれませんが、軽くなっていく可能性があるので、花粉ケアのひとつとしてぜひ取り入れてみてください。

《注意事項》
・ヨガは呼吸が大事なので、ゆっくりと長く深呼吸できるようにしましょう。
・食後2〜3時間、お酒を飲んだ時、また、気分が悪い時には行わないでください。
・前回掲載の「鋤のポーズ」は、生理中には行わないでください。

◆ねじりのポーズ(アルダマッチェンドラーサナ)
背骨をねじることで背骨のゆがみを正し、内臓を刺激し働きを活発にし、解毒作用を促します。

1.お尻が左側、足が右側になるように横座りします。

2. 右足を立てクロスさせながら左の太ももの横に足の裏をしっかりつけて置き、左手で抱えます。この時右のお尻が浮かないようにしましょう。無理ならクロスした足を膝のほうに近づけます。

3. 息を吐きながら右に体を背筋を伸ばしながらねじります。ねじりきったら5呼吸分深呼吸します。

◆魚のポーズ(ハラーサナ)
背骨を伸ばし腰のあたりを伸ばす魚のポーズは、アレルギーや鼻炎に効果があると言われています。

1. 足を揃えて仰向けに寝ます。この時腕を伸ばして、肘から手はお尻の下に来るようにします。

2. 肩甲骨を中心の背骨側に引き寄せながら、腰から上を反らせて背中が床から離れるようにし、頭のてっぺんを床に付けます。このまま5呼吸分深呼吸します。終わったらゆっくりと元の位置に戻ります。

◆ガス抜きのポーズ(アッパーナーサナ)
腰、背中の姿勢を調整するとともに、腸の動きを活発にするポーズです。名前の通りお腹のガスを抜く効果がありガスが出ることがあるので、周囲に気をつけましょう。

1. 足を揃えて仰向けに寝ます。

2. 右足を曲げながらゆっくりと持ち上げて両手を組んで膝頭を抱えます。5呼吸分深呼吸し、ゆっくりと足を元に戻して終了、反対側も同じように行います。

※掲載している内容は、効果・効用を保証するものではありません。個人差がありますので、ご了承ください

■自宅で簡単! ヨガポーズ シリーズ
バックナンバー:
「冬太り」をスッキリ解消
(2010年01月15日)

記事作成協力: ヨガインストラクター MIYU
大手ホットヨガスタジオのインストラクターとして活躍し、プログラム開発にも携わる。インストラクター養成スクールにて多くのインストラクターを教育。アーユルヴェーダ、整体等幅広い知識を生かし、きめ細かい指導に定評がある。現在はフリーインストラクターとして独立。
【MIYUオフィシャルブログ】

取材・構成: maya